#4【通史】世界史①オリエント1:メソポタミア/シュメール人
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教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第1回目はオリエントの歴史「メソポタミア/シュメール人」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 「日が昇るところ」を意味するオリエントでは、ティグリス川・ユーフラテス川流域のメソポタミア、ナイル川流域のエジプトなどに文明が成立した。メソポタミアでは灌漑(かんがい)農業の発達によって南部の人口が急増する。紀元前3100年ごろにシュメール人がウル・ウルクなどの都市国家を作る。王は神の代理人として神権政治を行う。その後彼らを征服したセム語系のアッカド人が都市国家をはじめて統一したが前22世紀に崩壊した。
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教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第19回目は古代ギリシア世界の歴史「エーゲ文明2」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 19世紀にイギリスの考古学者のエヴァンズがクノッソス宮殿を発見する。クレタ文字(線文字A)は解読されていないので、誰が残した遺跡なのかは分かっていない。クレタ文明の平和は長く続いたが、北方から進入したギリシア人(アカイア人)によって滅びる。 アカイア人についてはトロヤ戦争の伝説が有名である。ホメロスが叙事詩『イリアス』にうたい、これを信じたドイツの考古学者シュリーマンが19世紀にトロヤ遺跡、ミケーネ、ティリンスなどの遺跡...
Published 10/28/24
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第18回目は古代ギリシア世界の歴史「エーゲ文明1 」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 エーゲ海の島々やギリシア本土南部で成立したエーゲ文明は青銅器文明で「クレタ文明」と「ミケーネ文明」に代表される。 クレタ文明は、前2000年ごろに始まりクレタ島のクノッソスを中心に栄える。宮殿には城壁がなく海洋的な性格であった。 いっぽうミケーネ文明は、前1600年ごろから始まりインド=ヨーロッパ系のギリシア人がギリシア本土で文明を築き上げた。ミケーネやティリンスなど遺跡が有名で、堅固な城塞が存在していたことが分かる。
Published 10/23/24