#16【通史】世界史①オリエント12:アケメネス朝ペルシア(その2)
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教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第12回目はオリエントの歴史「アケメネス朝ペルシア(その2)」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 アケメネス朝ペルシアは、広大な領土を支配するため行政の中心都市スサから小アジアのサルデスまで「王の道」を建設した。駅伝制をしき「王の道」に代表される国道を整備して王都と地方を直結させる。 アッシリアとは異なり服属民の自治を認めるなど寛容的で、多様な民族の共存と平和的な統治が実現された。 公用語はペルシア語とアラム語が用いられ、金・銀貨を発行し、フェニキア人やアラム人の商業活動を保護する。
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教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第19回目は古代ギリシア世界の歴史「エーゲ文明2」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 19世紀にイギリスの考古学者のエヴァンズがクノッソス宮殿を発見する。クレタ文字(線文字A)は解読されていないので、誰が残した遺跡なのかは分かっていない。クレタ文明の平和は長く続いたが、北方から進入したギリシア人(アカイア人)によって滅びる。 アカイア人についてはトロヤ戦争の伝説が有名である。ホメロスが叙事詩『イリアス』にうたい、これを信じたドイツの考古学者シュリーマンが19世紀にトロヤ遺跡、ミケーネ、ティリンスなどの遺跡...
Published 10/28/24
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第18回目は古代ギリシア世界の歴史「エーゲ文明1 」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 エーゲ海の島々やギリシア本土南部で成立したエーゲ文明は青銅器文明で「クレタ文明」と「ミケーネ文明」に代表される。 クレタ文明は、前2000年ごろに始まりクレタ島のクノッソスを中心に栄える。宮殿には城壁がなく海洋的な性格であった。 いっぽうミケーネ文明は、前1600年ごろから始まりインド=ヨーロッパ系のギリシア人がギリシア本土で文明を築き上げた。ミケーネやティリンスなど遺跡が有名で、堅固な城塞が存在していたことが分かる。
Published 10/23/24