Description
KAAT神奈川芸術劇場 芸術監督の長塚圭史が毎回素敵なゲストをお迎えし、主催公演の裏話や見どころをお聞きするRADIO KAAT。
第17回目となる今回は、11月11日(土)からホールにて上演される『SHELL』から演出の杉原邦生さんをお迎えし、前後編に分けてお届けいたします。後編は舞台『SHELL』のお話をお伺いしました。 ぜひお楽しみください。
【公演情報】
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 『SHELL』
倉持裕×杉原邦生、注目の初タッグでお送りする 現代を舞台に特異な人間が存在する不思議な世界を描く、青春ファンタジー!
https://www.kaat.jp/d/shell
日時:2023/11/11(土)~2023/11/26(日)
会場:KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
料金:S席:6,800円、S席平日夜割:6,500円 / A席:4,800円 / 神奈川県民割引:6,000円 / 24歳以下:3,400円 / 高校生以下:1,000円 / 満65歳以上:6,300円
作:倉持裕
演出:杉原邦生
音楽:原口沙輔
出演:石井杏奈 秋田汐梨
石川雷蔵 水島麻理奈 成海花音 北川雅 上杉柚葉 キクチカンキ 香月彩里
近藤頌利 笠島智 原扶貴子
岡田義徳
藍実成 秋山遊楽 植村理乃 小熊綸 木村和磨 古賀雄大 出口稚子 中沢凜之介 中嶋千歩 浜崎香帆
【あらすじ】
とある高校の放課後の教室。そこには生徒の未羽(みう)、希穂(きほ)、咲斗(さくと)と数名の友達たち。彼らは、突然学校に来なくなった松田先生について、そしてこの学校の問題について度々話し合っている。
ある日、未羽は通りがかったビルからマネキンが落ちてくる現場に遭遇する。そのマネキンを抱きかかえていたのは中年男の高木だが、未羽には高木でもあり希穂の顔にも見えるという不思議な体験をする。同じ人間がいくつもの<顔>を持っている。それは、一部の者だけが知っている世界だったのだが、未羽にはそれを見抜く力があった。
希穂たち以外にも、いくつもの<顔>をもっている人々が分かる未羽。様々な登場人物たちがうごめく中で、顔を見抜けて「絶対他者」を繋げてしまう未羽、顔を持つ人々、そして全く分からない人々との間に、摩擦が生じていく…
【ゲスト】
『SHELL』演出:杉原邦生
演出家・舞台美術家、KUNIO主宰。2004年、プロデュース公演カンパニー“KUNIO”を立ち上げ、これまでに『エンジェルス・イン・アメリカ 第1部「至福千年紀が近づく」 第2部 「ペレストロイカ」』、“Q1”バージョンを新訳で上演した『ハムレット』、大学の恩師でもある太田省吾作品を鮮烈に蘇らせた『更地』などを上演。その他近年の主な演出作品に、木ノ下歌舞伎『三人吉三』『勧進帳』『東海道四谷怪談―通し上演―』、スーパー歌舞伎II『新版 オグリ』、シアターコクーン ライブ配信『プレイタイム』、PARCO劇場オープニング・シリーズ『藪原検校』、さいたまゴールド・シアター最終公演『水の駅』、COCOON PRODUCTION 2022 / NINAGAGWA MEMORIAL『パンドラの鐘』、ホリプロ『血の婚礼』など。KAAT神奈川芸術劇場では『ルーツ』、『オイディプスREXXX』、KAAT・KUNIO共同製作『グリークス』、『オレステスとピュラデス』を手がけ、コンスタントに作品を上演している。2018年(平成29年度)第36回京都府文化賞奨励賞受賞。
【BGM提供】OtoLogic
---
Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/kaat3/message