Description
危機に陥るキャッサバとそれを救うヒッピー研究者
北欧にあるかっこいい種子保管庫
政治対立からカカオ農園の破壊へ
検疫の意味
指摘されている、農業を企業任せにする危険性
--書籍紹介-- by Amazon
米、小麦、砂糖、トウモロコシ、豆、ジャガイモ、ヤシ油…わたしたちは、たった12種類の作物で生きている。
人間が生きるうえで欠かすことのできない主食作物が、同時多発的な病原菌や害虫の猛威に襲われたとき、わたしたちの食卓はどうなってしまうのか。大規模なアグリビジネスがもたらした悲劇、作物破壊の危機に立ち向かう科学者の軌跡をたどりながら、いまわたしたちにできることは何か、考える。
【目次】
第1章 バナナを救え!
第2章 アイルランドのじゃがいも飢饉
第3章 病原体のパーフェクトストーム
第4章 つかの間の逃避
第5章 敵の敵は味方
第6章 チョコレートテロ
第7章 チョコレート生態系のメルトダウン
第8章 種子の採掘
第9章 包囲戦
第10章 緑の革命
第11章 ヘンリー・フォードのジャングル
第12章 野生はなぜ必要なのか
第13章 赤の女王と果てしないレース
第14章 ファウラーの箱舟
第15章 穀物、銃、砂漠化
第16章 洪水に備える
エピローグ――私たちは何をなすべきか