Diversity of risks & countermeasures about Information Systems
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第5回、第6回では、セキュリティ対策の方法論について紹介し、事例を挙げて議論する。セキュリティ対策には、人的、費用的な初期コスト、運用コストの発生や、システムの強固なセキュリティを実現する一方で、利用者に不便を強いるなどのトレードオフが存在する。このようなコストとトレードオフを踏まえた上で、システムの管理と運用を含めた設計と実装、さらに運用体制に関して、具体的なセキュリティリスクを取り上げ議論する。 同時に、セキュリティ対策では脅威を調査、分析し、対策を考え、対応を実施するサイクルが重要になってくる。こうしたサイクルを日常的に行い、継続可能なセキュリティを実現する方法について議論する。
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グループワークの最終発表を行う。また、第13回は、本授業の総括を行う。※今回の授業は学生発表のため日本語です。
Published 01/12/11
グループワークの最終発表を行う。※今回の授業は学生発表のため日本語です。
Published 01/05/11
第11回では、サイバー空間における防衛機能について議論する。昨今、インターネット上での経済活動の拡大と、大規模なサイバー攻撃への対応を目的として、国家が軍事的対応としてサイバー空間防衛機能を整備する動きが顕著になってきた。しかし、インターネットは、グローバルに展開され、国境なくサービスが提供され情報がやり取りされる。また、インターネットは、民間企業により構築・運用されている国がほとんどである。これは、国家が主体で運用・管理する他のインフラと大きく異なる点である。その中で、サイバー空間防衛機能に国家が関与することの諸課題について議論する。
Published 12/15/10