Security of individuals and society (1)
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第7回、第8回では、個人と社会のセキュリティを扱う。最初に個人が直面するセキュリティリスクについて議論する。特に、ソーシャルネットワークサービス(SNS)などの個人情報を利用した新しいサービスでのセキュリティリスクについて焦点を当てる。次に、国家を越えた犯罪、障害の責任について議論する。インターネットは、国境のないグローバルなインフラである。従って、インターネット上で発生した犯罪は、一国家内で処罰し解決できるとは限らない。また、インターネットの性質から、特定の国家で発生したネットワーク障害が、ネットワー世界に波及する可能性もある。そこで、各国家で法律、慣習が異なる中で、サイバー犯罪、障害の責任は、誰がどのようにして対応すべきかを議論する。
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グループワークの最終発表を行う。また、第13回は、本授業の総括を行う。※今回の授業は学生発表のため日本語です。
Published 01/12/11
グループワークの最終発表を行う。※今回の授業は学生発表のため日本語です。
Published 01/05/11
第11回では、サイバー空間における防衛機能について議論する。昨今、インターネット上での経済活動の拡大と、大規模なサイバー攻撃への対応を目的として、国家が軍事的対応としてサイバー空間防衛機能を整備する動きが顕著になってきた。しかし、インターネットは、グローバルに展開され、国境なくサービスが提供され情報がやり取りされる。また、インターネットは、民間企業により構築・運用されている国がほとんどである。これは、国家が主体で運用・管理する他のインフラと大きく異なる点である。その中で、サイバー空間防衛機能に国家が関与することの諸課題について議論する。
Published 12/15/10