担当者の自己紹介と、なぜ「開発とローカリズム」なのか
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担当者の基本的な考え方を知ってもらうため、最初にその研究歴・活動歴を紹介する。次に、本科目の目的・授業計画を紹介し、「開発」の起源とその意味、開発問題とともに生み出された「低開発」「第三世界」という概念(言説)について考察したのち、100年に一度といわれる経済危機の中にあってなぜ地域(ローカル)の力が求められているのかを議論する。課題文献(宿題として読んでおくこと):鈴木紀(2001)「開発問題の考え方」菊池京子編『開発学を学ぶ人のために』世界思想社山本純一(2009)「書評『南部メキシコの内発的発展とNGO――グローカル公共空間における学び・組織化・対抗運動』」『アジア経済』第50巻第8号参考文献:Escobar, Arturo (1995), Encountering Development: The Making and Unmakig of the Third World, Princeton: Princeton University Press.北野収(2008)『南部メキシコの内発的発展とNGO―グローカル公共空間における学び・組織化・対抗運動』勁草書房ヴォルフガング・ザックス編(1996)『脱「開発」の時代―現代社会を解読するキイワード辞典』晶文社(とくにG・エステバ「開発」の章)
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期末レポートの中から、優秀なものを選び、優秀者がプレゼンテーションを行う。
Published 07/27/11
本科目の総括として、標記テーマ(サブタイトルを自由に設定)についてグループごとにプレゼンテーションを行い、質疑応答・ディスカッションをする。
Published 07/20/11
第9回、第10回の授業に対する質疑応答とディスカッションを行う。受講生はあらかじめ指定の課題文献を熟読しておくこと。
Published 07/13/11