映画『祝の島』纐纈あや監督とともに地域の問題を考える(予定)(グループワークかレポートかの選択締切)
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ゲストスピーカー:纐纈(はなぶさ)あや氏(映画監督)纐纈監督からのメッセージ:2010年4月に『祝の島』が完成して以来、全国様々な場所に映画を届けてきました。訪れた先には必ずといっていいほど、地域で直面している問題がありました。原発、ダム、風力、基地、廃棄物処理場、高速道路、市町村合併、高齢化、過疎化…。それらは暮らしを根底で支えているはずの海や山や川の荒廃へとつながっていました。しかしそこには、祝島と同様に自分たちの愛すべき故郷を守りたい、元気を取り戻そうと奮闘している大勢の方々がいらっしゃいました。目に見える現象は違えど、それぞれが対峙している問題は大本でつながっているように思えてなりません。そして今、日本人として自然をどう捉えなおすのか、そこにこれからの鍵が あるのではないかと感じています。映画『祝の島』解説:瀬戸内海に浮かぶ山口県上関町 祝島(ルビ:いわいしま)。人口約500人のこの島では、海からもたらされる豊穣な恵みに支えられ、何代にもわたり互いに助け合う共同体としての結びつきが営まれてきた。1982年、島の対岸4kmに原子力発電所の建設計画が持ち上がる。「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」いう祝島の人々は、以来28年間反対を続けている。1000年先の未来が今の暮らしの続きにあると思うとき、私たちは何を選ぶのか。映画『祝の島』では、未来にいのちをつなぐ暮らしを描く。
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