Description
YouTubeに突然出てきた謎の動画。あるときは「お金持ちになる」という声だけが流れ、またあるときは5000回「ありがとう」と言われる……
これらの動画は「アファメーション」と呼ばれる自己暗示の一種だ。なぜ、このようなものが増えているのか? 視聴者は、どのような効用を求めて聴くのか? 混乱する2人をよそに、永田希が持論を展開する。
【目次】
0:00 眠る前に聴くもの、ありますか?
2:33 アファメーションって教養ですか?
9:11 アファメーションの動画
20:33 ASMR
24:52 哲学とアファメーション
33:05 いい暗示の使い方とは
【参考文献】
『とるにたらない美術 ラッセン、心霊写真、レンダリング・ポルノ』原田裕規(ケンエレブックス)
https://kenelephant.co.jp/books/posts/29117/
『新装版 世界の調律 サウンドスケープとはなにか』R.マリー・シェーファー著、
鳥越 けい子ほか訳(平凡社ライブラリー)
https://www.heibonsha.co.jp/book/b596096.html
『視覚的無意識』ロザリンド・E・クラウス著、 谷川 渥 小西 信之訳、月曜社
https://getsuyosha.jp/product/978-4-86503-073-0/
『他者の耳―デリダ「ニーチェの耳伝(じでん)」・自伝・翻訳』ジャック・デリダ著、CI.レヴェック C.V.マクドナルド編、浜名優美 庄田常勝訳(産業図書)
https://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=48004
「ヨーロッパ演劇の理論的礎―アリストテレスの定義を巡って―」髙橋信良
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/107991/S24326291-4-P103.pdf
「チ。 ―地球の運動について―」魚豊(小学館)
https://bigcomicbros.net/work/35171/
「ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ」魚豊(小学館)
https://urasunday.com/title/2484
【番組について】
女優・著述家・作家の3人がそれぞれ持ち寄った「教養にしたいもの」を語り合いながら、万物を教養にしていく「教養増殖バラエティ」。
【齋藤明里プロフィール】 女優。1995年生まれ、東京都出身。2017年より劇団「柿喰う客」に所属。現在は登録者数10万人越えの読書系YouTubeチャンネル「ほんタメ」MC、書評、エッセイの執筆など、演劇以外にも活動の幅を広げている。
X(旧Twitter)・Instagram ・YouTube等→
https://lit.link/akarinomatome
【永田希プロフィール】 著述家・書評家。1979年、アメリカ合衆国コネチカット州生まれ。書評サイト「Book News」主宰。著書に『積読こそが完全な読書術である』、『書物と貨幣の五千年史』、『再読だけが創造的な読書術である』。
X(旧Twitter)→ https://twitter.com/nnnnnnnnnnn?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
【渡辺祐真(スケザネ)プロフィール】
作家、書評家。1992年生まれ。東京都出身。毎日新聞文芸時評担当(2022年4月~)、共同通信社見聞録担当(2024年2月〜)。TBSラジオ「こねくと」レギュラー(2023年4月~)。TBS
podcast「宮田愛萌と渡辺祐真のぶくぶくラジオ」パーソナリティ。著書に『物語のカギ』、編著に『あとがきはまだ 俵万智選歌集』『みんなで読む源氏物語』、共著に『吉田健一に就て』『左川ちか
モダニズム詩の明星』など。
X(旧Twitter)→ https://twitter.com/yumawata33?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
【クレジット】
撮影・編集:FAN
オープニング・エンディング曲:千代園るる
オープニング・エンディング、デザイン:石田ダダ
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