【9割が泣く1分で感動する話…当たり前の大切さが分かった日】
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☆★☆★☆★☆★☆★ 上京して初めての経験。 都内近郊で震度6強の地震があったらしい。 駅の電光掲示板に「現在、運転見合わせ中」とあって、思わず「えっ」と声を上げた。 裏側に回ってみると、バスもタクシーも長蛇の列。 自宅まで2駅。 明かりの灯っていない、真っ暗な夜道。 帰宅までにはいつもの3倍の時間を要した。 帰宅しても電気のつかない室内。 蛇口をひねっても出ない水。 これからどうなるのかと一気に不安と恐怖が襲ってくる。 その時、唯一生きていたスマホに突然鳴り響いた着信音。 「あかり、無事なのかい?」 聞き慣れた母親の声に安堵した。 私の当たり前の日常は、多くの人に守られてるんだと思い知った夜だった。 私も誰かの当たり前のためにまた頑張ろう。 ☆★☆★☆★☆★☆★ あなたの心を動かしたい。 感動オリジナルストーリーをお届けします! あたたかいコメントやいいね♡ フォローが制作の励みになります(^_^) あなたが聴いてくれるからこの物語があります。 本当にありがとうございます! YouTubeはこちら(映像付き)⇩ https://youtube.com/@kurumiraion0303?si=FtMEAh8-TqUJjHgv TikTokはこちら(映像付き)⇩ https://www.tiktok.com/@kandouraion?is_from_webapp=1&sender_device=pc 当チャンネルの作品は契約・法律によって保護されています。 当チャンネルの許可の無い2次利用や複製・転載等の無断使用については固く禁じます。 #感動する話 #スカッと感動 #朗読 #ライオンも泣く感動するストーリー #映画  #AI   #毎日配信 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/67151b5c5f7e8bea6c01b4c3
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☆★☆★☆★☆★☆★ 春の柔らかな日差しが差し込む部屋で、私は古びた箱を開けた。 中には、懐かしい香りを纏った手紙の束。 一通一通丁寧に開くと、記憶の扉が開いていく。 最初の手紙は、高校時代の彼からのもの。 初めてのデートの約束が書かれていた。 これは大学入学時。 離れ離れになっても変わらぬ想いを綴っていた。 就職、結婚、子育て。 人生の節目ごとに交わした手紙が、時を超えて私の手元にあった。 最後の一通は、先日他界した夫からのもの。 「今までありがとう。君との人生は幸せだった」 そう書かれていた。 涙が頬を伝う。 でも、それは悲しみだけの涙じゃない。 愛おしさと感謝に満ちた涙だった。 手...
Published 11/30/24
☆★☆★☆★☆★☆★ 鏡に映る自分の姿に、俺は一瞬たじろいだ 目尻の皺、白髪交じりの髪 離婚から5年、息子と会うのは3年ぶりだ 駅のホームで、中校生になった息子を見つけた瞬間、胸が締め付けられた 俺が見ていない間に、こんなに大きくなったのか… 「久しぶり」 そっけない返事 当然だ、父親失格の俺に何を期待できる 喫茶店で向かい合う 沈黙が重い 「最近どう?」 「普通」 会話が続かない ふと、息子のスマホの壁紙が目に入った それは幼い頃、一緒に行った水族館の写真 「覚えてたのか」 息子の目が僅かに潤んだ 「あの日、楽しかったな」 息子は小さくうなずいた 「俺...また......
Published 11/29/24