Description
アーティストのサム・ヴァン・アーケンが『40種の果実の樹』という現在進行中の活動の舞台裏を紹介します。このプロジェクトは、桃やプラム、アプリコット、ネクタリンやさくらんぼなどを1本の樹に接ぎ木にして、なんと40種もの果実を実らせる一連の試みです。
このプロジェクトは様々な色合いの美しい花を楽しもうというアートのプロジェクトとしてスタートしたものですが、珍しい「家宝種」とその歴史の保管庫となり、果樹の栽培を人々がじかに触れて(おいしく)学ぶことのできる体験の場となり、食料安全保障を確実にするためには生物多様性が必要だということをくっきりと示すシンボルとなりました。
「ただ食べ物であることを越えて、これらの果実には私たちの文化が埋め込まれています。…そんな果物は、いろいろな面で私たちの物語です」とサム・ヴァン・アーケンは語ります。