Description
ゲストは、前回に引き続き東京地下鉄株式会社(東京メトロ)で働く牛田貢平さん。「継承のバトンリレー。たとえば自分なら何を残すことができるのか」をテーマに話します。
牛田さんはこれまで培った技術や知識を、現在は東南アジアの鉄道員の人たちや後進に伝える役目を果たしています。大なり小なり、自分が受け継いだものを後進に伝えていく必要があるのは、どの仕事にも共通する点です。そこで今回は、「継承」について牛田さんとお話していきたいと思います。
【タイムライン】
00:00〜 イントロダクション
00:45〜 鉄道ダイヤ作成のスペシャリスト、牛田貢平さん登場
01:53〜 列車運行の専門家としてベトナムを中心に働いている牛田さん
03:39〜 東南アジアの人たちの学ぶ姿勢と熱量
06:11〜 異国の人に伝える難しさとヒントになった出来事
07:46〜 「昔からこうやるものなんだよ!」と言われて教えられた時代もありましたが
09:45 〜 海外からの評価・経験を伝えていきたい
10:45〜 マニュアルさえあれば同じようにできると思っていたけれど……
14:23〜 職人のような先輩たちから教わったこと
15:03〜 転職を考えていた時期に書いた論文
16 :55〜 「責任は俺が全部とってやるから」
18:03〜 海外の仕事…言葉以上に必要だった専門家としての技能と知識
19:22〜 海外に出たことで芽生えた鉄道マンとしての誇り
22:34〜 牛田さんが涙したジャカルタでの感動的な出来事
24:38〜 先輩から引き継いだものと自分が引き継いでいくもの
26:37〜 牛田さんとの話を終えて
27:21〜 番組を聴いての感想
28:56〜 エンディング
今回で第4シーズンが終了!ご愛聴ありがとうございました!そして第5シーズンへ to be continue…
【ゲスト】
牛田貢平(うしだ・こうへい)
1965年、千葉県生まれ。高校卒業後の1984年に、帝都高速度交通営団(現・東京メトロ)に入社。駅員、車掌、運転士、指令室での列車運行管理業務を経て、2001年に本社へ異動し、輸送計画担当(ダイヤ作成)となる。輸送計画担当時代には、大学との共同研究により、列車遅延の「質」の評価指標「Buffer Index」を考案。これを使ってダイヤを組み直し、当時最混雑路線であった東西線の遅延を激減させ、国内外から注目を集める。その後、東京メトロ研修センターでの運転士養成業務を経て、2013年から海外技術支援担当に従事。ベトナムやインドネシアといったアジア新興国で、新線の開業支援や現地専門家の養成業務に従事する。その一方で、海外業務を通じて見えてきた「私達の当たり前の尊さ」と「仕事の意義」について、メトロ社員への研修の場で講義を行っている
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