序論(1):愛について、あるいは「かけがえのなさ」とは何か。 (講義)
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思想史家ツヴェタン・トドロフの所論を下敷きにしつつ、モンテーニュ、パスカル、サン=テグジュペリなどを援用しながら愛について考えてみる。唯一無二性、つまり「かけがえのなさ」とは何なのか?それはどこに在るのか?目的としての他者の発見、近代における個人の発見に言及する。
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学期当初の「序論」で取り上げた愛の問題にも立ち帰り、授業全体を振り返りながら、いかにしてよく生きるか、いかにして共に生きるかというテーマで討論を行う。近代のプロセスを先鋭的に生きている存在としての現代人にとって、超越的価値 ― 自分の生命を超える価値 ― はあるのか否か、もしあるとしたらそれは何なのかという問いにも言及したい。
Published 01/21/13
Published 01/18/13
Published 01/18/13