#73 論文の未来を語ろう
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生命科学研究者Podcast の”researchat.fm”・"NeuroRadio” から tadasu さん、 tamaki さん、Hagiharaさんをお招きしたゲスト回。 「研究の成果物は論文」「研究者は論文で評価される」という科学の常識に、研究者Podcaster 4名 (+素人1名) が立ち向かう!? 研究テーマがかぶったら、論文は自然言語で書くべきか?、メタアナリシス向きの引用システム、オープンソースとオープンな研究の対比など、人類の知をどう集積するかをアツく語った2時間となりました。 57. All papers are created equal | Researchat.fm:このテーマのきっかけとなったエピソード。 tadasuさんの「1Figure1主張1論文」など、理想の論文の形について語られているのは1:41:00ごろから。 bioRxiv:査読前に論文を公開できるプレプリントサーバー。運営体制などはこちら Intercalated amygdala clusters orchestrate a switch in fear state:萩原さんのNature誌論文。サプリ (Supplementary Figure / Table) の数が限界を突破している。 Benjamin Lewin - Wikipedia:Nature姉妹紙のEditorであり、Cell誌を創業した人 44. Tabasheer | Researchat.fm: Researchat.fmでNature創刊の歴史と初期に投稿した日本人研究者について話した回 Microsoft Academic Graph - Microsoft Research:広範囲の論文がタグ付けされているサイト Connected Papers:ある論文と関連の深い論文をグラフ上に表示してくれるサイト Semantic Scholar:論文データベース。個別の論文ページからその論文の基礎となるような重要な形で引用されている論文をランク付けしたりすることもできる。 CPSYMAP:Ayakaが作成に関わった計算論的精神医学のデータベース。ある疾患に対してあるモデルを扱う研究が何件あるかを2次元マップで可視化できる。 Neurodata without borders:神経科学のデータを再解析可能な形でシェアしようという取り組み International Brain Laboratory:意思決定課題(行動実験用のタスク)のプロトコルを統一して、virtualには1つのラボとして共同で研究しようという枠組み iGEM competition:主に大学生や大学院生が参加する合成生物学の大会 統合TV:バイオインフォ系のツールを動画で紹介するサイト JoVE:実験手技等を動画で解説してくれる雑誌 「科学者は雑誌社等にクーデターを起こさないんですか」 … カリフォルニア大学はオープンアクセス化に必要な料金の引き下げを求め、大手学術雑誌エルゼビアの購読を2019年から2年間中止していた (The Scientist)。また、マックスプランク研究所も同様に契約更新を見合わせた。 科学を育む 査読の技法〜+リアルな例文765 - 羊土社 編集後記 初めての3番組5人での収録で緊張してました。本エピソード中で「依存関係を解析し、否定・撤回された主張を元に書かれた論文に警告を出す」という話はep57のtamakiさんが初出でした (すみません) - Ryohei 楽しかったです!論文の書き方はどう学ぶ・教えるべきかについて強化学習・教師なしと教師ありを比喩として比較していましたが、モデルフリーvsモデルベース強化学習で比較するのが適切だったなという謎の後悔があります笑(誰もそこ気にしてないと思うけど - Ayaka 研エンの仲のOP音楽の後に自分の声が載っていて感動しました。およびいただきありがとうございました。出せるもんならCNSに出したい。それが私の本心です。 - Tadasu 外部ゲスト出演の実績がアンロックできました。僕は賑やかし参加のつ
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NYと東京の中間地点、アメリカ西海岸に集合した旅好き夫婦の2人。サンフランシスコ・ザイオン・グランドキャニオン・ロサンゼルスなどアメリカ西部を巡った旅行を振り返り、思い出に残ったスポットやロードトリップのススメなどを話しました。 実際に訪れた場所の一覧はこちら↓ https://maps.app.goo.gl/SEsKWRT3buLuqDCb7 ・1:00 訪れた都市・スポットの振り返り ・7:00 サンフランシスコ ・11:00 完全自動運転タクシーwaymo / UCSF ・14:00 Mission District ・16:00 Fisherman's...
Published 04/14/24
Published 04/14/24
後悔に関する神経活動を調べた研究者にAyakaが会ったことをきっかけに、そもそも「後悔」ってどんな心の動きなのか、どんな実験タスクを組めば後悔を測ることができるのか、あるいは実感としてどういうときに後悔しやすいのか等について語りました。 後悔についてのネズミにおけるの研究 Behavioral and neurophysiological correlates of regret in rat decision-making on a neuroeconomic task | Nature Neuroscience Mice learn to avoid regret |...
Published 03/24/24