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言語とヒューマニティ 2008
この授業では、主に人文諸科学的な見地から、現代社会の諸問題について考えていくことを目的とする。グローバリーゼーションの世界とは、単一の価値基準によってつながる世界であると楽観する前に、果たしてそもそも、人と人は理解しあっているのだろうか、という問いをたずさえることからこの授業は出発する。人と人がコミュニケーションを取るということは、そこに言葉が介在するのだが、その言葉は果たして無色透明な道具として機能するだろうか?また「人」と「人」と言う時、その「人」は果たして同じ価値基準をもって交流しているのだろうか? この授業は以上のような問題意識にたち、現実の事象を扱う手前で、「言語」と「人間」の意味について哲学・文学・歴史・芸術といった観点から考察を加えていくつもりである。
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未知への欲求をこんなに満たしてくれる素晴らしい講義を、無料で提供して下さったことに感激してます!
手巻き via Apple Podcasts · Japan · 11/19/12
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これまでの授業を振り返り、喪という他者の喪失の契機が、人間の生きる根拠へどのように変貌するのか、その変貌における言語の役割を考える。
Published 01/13/09
喪失するのは、他者の存在だけではない。故郷、言語、伝統など自分の所属を明らかにするものをはぎとられた人々もいる。そうした文化事象の喪失と表象について考える。
Published 01/06/09
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Published 12/16/08
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