051.アスリートのキャリア支援(3)デュアルキャリアのロールモデル
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今回は、スポーツ庁が推奨する「デュアルキャリア」の成功事例(ロールモデル)を紹介します。これは人生100年時代において、一般の社会人にも参考になる考え方です。 本田圭祐氏(サッカー日本代表。カンボジア監督、サッカーチームの運営に投資)、福岡堅樹氏(ラグビー日本代表。引退後、医学部に入学)、朝比奈沙羅氏(柔道金メダリスト。医学部に入学し直し、選手も継続)、町田樹氏(フィギュアスケートメダリスト。博士号を取得し、研究者に転身)、入江聖奈氏(ボクシング金メダリスト。引退後、カエルの研究者に転身)、阪口夢穂氏(サッカー日本代表。行政書士、宅建を取得)、土性沙羅氏(レスリング金メダリスト。市役所でYoutube配信)という7名の事例です。 日本政府も、本業以外に副業、リスキリング、NPO活動などを行うことを推奨しています。一つの仕事をしながら、次のキャリア(仕事)を少しずつ準備していくのです。 ▼人材開発コンサルタント『オフィスぎんやんま』 https://yamagishi-shinji.com/
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今回は、神奈川県・鶴巻温泉の旅館「元湯・陣屋」を紹介します。陣屋は老舗旅館ですが、2009年に現在の経営者である若夫婦が継いだときは、赤字経営で巨額の借金がありました。そこで若夫婦は、思い切って客室を改装し、1泊9800円から35000円の高級路線へ転換しました。 また、あらゆる仕事をデジタル化し、経営効率と顧客満足度の向上を実現しました。その過程で、従業員に長期的に働いてもらうために、休館日を設定しました。現在はなんと、火水木が休館の週休3日ですが、業績はとても好調です。 離職率が高い旅館ホテル業界において、陣屋は、「働き方改革の成功事例」として、厚生労働省のホームページや...
Published 11/20/24
今回は、「日本一休日が多い会社」と言われる岐阜県の超優良企業、未来工業株式会社を紹介します。未来工業は1965年に設立された東証プライム上場のメーカーで、主な製品は電気設備・給排水設備です。2023年度の連結売上440億円、従業員1250名です。 未来工業は、「日本一社員が幸せな会社」とも言われます。売上目標も営業ノルマもなし、残業は原則禁止、希望者は70歳定年といった特徴があります。年間休日が140日あり、年末年始は約20連休を全社でとります。さらに、5年ごとに全社員で、すべて会社持ちで海外旅行に行きます。 岐阜県の中堅メーカーになぜそれが可能なのか。社是は「常に考える」で...
Published 11/13/24