052.ベンチャー企業で働く(1)メリットとデメリットは?
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ベンチャー企業とは、新しい事業・サービスを展開して、成長過程にある企業を指します。新しいことに挑戦したい、早く成長したい、仕事に全力で取り組みたい、いつか起業・独立したいといった人に向いています。安定性や福利厚生には期待できませんが、仕事の裁量が大きく、昇進しやすいというメリットがあります。 世界経済をリードするGAFAも20年前はベンチャー企業でした。Googleは1998年、Appleは1976年、Facebook(現在はMeta)は2004年、Amazonは1994年の創業です。Apple以外はまだ30年以内です。しかし、Microsoft社を含め、GAFAMの5社の株式時価総額の合計が、日本のすべての上場企業(約4000社)の時価総額より大きいのです。 日本でも、楽天やサイバーエージェントのように、成功しているベンチャー企業があります。このような企業に、10-15年前に入社していたら、とても楽しかったはずです。 ▼人材開発コンサルタント『オフィスぎんやんま』 https://yamagishi-shinji.com/
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今回は、神奈川県・鶴巻温泉の旅館「元湯・陣屋」を紹介します。陣屋は老舗旅館ですが、2009年に現在の経営者である若夫婦が継いだときは、赤字経営で巨額の借金がありました。そこで若夫婦は、思い切って客室を改装し、1泊9800円から35000円の高級路線へ転換しました。 また、あらゆる仕事をデジタル化し、経営効率と顧客満足度の向上を実現しました。その過程で、従業員に長期的に働いてもらうために、休館日を設定しました。現在はなんと、火水木が休館の週休3日ですが、業績はとても好調です。 離職率が高い旅館ホテル業界において、陣屋は、「働き方改革の成功事例」として、厚生労働省のホームページや...
Published 11/20/24
今回は、「日本一休日が多い会社」と言われる岐阜県の超優良企業、未来工業株式会社を紹介します。未来工業は1965年に設立された東証プライム上場のメーカーで、主な製品は電気設備・給排水設備です。2023年度の連結売上440億円、従業員1250名です。 未来工業は、「日本一社員が幸せな会社」とも言われます。売上目標も営業ノルマもなし、残業は原則禁止、希望者は70歳定年といった特徴があります。年間休日が140日あり、年末年始は約20連休を全社でとります。さらに、5年ごとに全社員で、すべて会社持ちで海外旅行に行きます。 岐阜県の中堅メーカーになぜそれが可能なのか。社是は「常に考える」で...
Published 11/13/24