068. 社会人のリスキリング(3)手に職をつける
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リスキリングの3回目は、「手に職をつける」転身に成功した事例をご紹介します。人工知能(AI)や機械に代替されにくい仕事に就くには、職人さん的なスキルを身につける必要があります。 1人目は、短大卒の銀行OLから、看護専門学校に入り直し、看護師になった女性です。2人目は、大学工学部卒ながら、リハビリに興味をもち、専門学校を経て、理学療法士になった女性です。医療系の仕事は、社会的ニーズが高く、AIに代わらない仕事の代表です。 3人目は、ITエンジニアから植木職人に転身した男性です。4人目は、企業の研究職から、夫婦で酪農業に転じた事例です。5人目は、アマチュアゴルファーとしてゴルフをしやすい仕事として、個人タクシー運転手に転身した男性です。どの方も、それまでの学歴や専門にはこだわらず、やりたい仕事に就いています。
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今回は、神奈川県・鶴巻温泉の旅館「元湯・陣屋」を紹介します。陣屋は老舗旅館ですが、2009年に現在の経営者である若夫婦が継いだときは、赤字経営で巨額の借金がありました。そこで若夫婦は、思い切って客室を改装し、1泊9800円から35000円の高級路線へ転換しました。 また、あらゆる仕事をデジタル化し、経営効率と顧客満足度の向上を実現しました。その過程で、従業員に長期的に働いてもらうために、休館日を設定しました。現在はなんと、火水木が休館の週休3日ですが、業績はとても好調です。 離職率が高い旅館ホテル業界において、陣屋は、「働き方改革の成功事例」として、厚生労働省のホームページや...
Published 11/20/24
今回は、「日本一休日が多い会社」と言われる岐阜県の超優良企業、未来工業株式会社を紹介します。未来工業は1965年に設立された東証プライム上場のメーカーで、主な製品は電気設備・給排水設備です。2023年度の連結売上440億円、従業員1250名です。 未来工業は、「日本一社員が幸せな会社」とも言われます。売上目標も営業ノルマもなし、残業は原則禁止、希望者は70歳定年といった特徴があります。年間休日が140日あり、年末年始は約20連休を全社でとります。さらに、5年ごとに全社員で、すべて会社持ちで海外旅行に行きます。 岐阜県の中堅メーカーになぜそれが可能なのか。社是は「常に考える」で...
Published 11/13/24