Description
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① 5分くらいで日本の文化や日常生活、日本語の文法や単語について簡単に説明します。② 中級者から上級者まで、特にJLPT N3くらいをがんばっている人に役立ちます。③ 短い時間で効果的に学べるので、忙しい人にもぴったりです。聞いてみてください♪
“Make Sense of Japanese in 5 Minutes” is a podcast for people learning Japanese.
① Each episode provides a brief and easy-to-understand explanation of Japanese culture, daily life, grammar, and vocabulary in about 5 minutes.② It is useful for intermediate to advanced learners. Especially helpful for those aiming for JLPT N3 level.③ Perfect for busy people who want to learn effectively in a short amount of time. Give it a listen!
【台本/Script】
「白」を使った日本語の表現、いくつ知っていますか?「白目をむく」や「白い目で見る」など、少し独特で興味深い言葉がたくさんあります。今日は、他にも「白黒つける」「白紙に戻す」などの面白い表現も紹介していきます。ぜひ最後まで聞いて、覚えてください!
こんにちは!今日は10月25日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ。今日は、「白」を使った表現についてお話しします。
まず、「白」について少し考えてみましょう。「白」は、明るくて、清潔な印象を与える色です。また、「何もない」という意味を持つこともあります。この「白」の特徴が、いろいろな日本語の表現に使われています。
最初に紹介するのは「白目(しろめ)をむく」という表現です。「白目をむく」とは、驚いたり、びっくりしたときに、目を大きく開いて、目の白い部分が多く見える状態を表します。たとえば、信じられない話を聞いたときに「驚いて白目をむいた」というふうに使います。実際に目がどうなっているかはあまり関係なく、びっくりした気持ちを表現するときに使う言葉です。
次に紹介するのは「白い目で見る」という表現です。これは、冷たい気持ちで相手を見ることや、よくないことをしている人を批判するような視線を向けることを意味します。たとえば、少し悪いことをしてしまった時に「白い目で見られている」というふうに使います。白い目で見られるのは、あまり気持ちの良いものではないので、気をつけたいですね。
続いて紹介するのは「白黒(しろくろ)つける」という表現です。これは、はっきりしていないことを明確にする、結果を出すという意味です。たとえば、「この問題、白黒つけよう」と言って、どちらが正しいかをしっかり決める場面で使います。「白黒をはっきりさせる」とも言います。
最後に「白紙(はくし)に戻す」という言葉を紹介します。これは、計画や約束を一度やめて、何もなかったことにするという意味です。たとえば、「この話は白紙に戻すことにした」というふうに使います。
このように、「白」を使った日本語の表現は、日常生活でもよく使われます。ぜひ覚えて、使ってみてくださいね!
では、ここで問題です。
「白い目で見る」とは、どんな意味でしょうか?
1. 冷たい気持ちで相手を見ること
2. 明るい場所で相手を見ること
3. 楽しそうに相手を見ること
もう一度、問題を言います。「白い目で見る」とは、どんな意味でしょうか