Description
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① 5分くらいで日本の文化や日常生活、日本語の文法や単語について簡単に説明します。② 中級者から上級者まで、特にJLPT N3くらいをがんばっている人に役立ちます。③ 短い時間で効果的に学べるので、忙しい人にもぴったりです。聞いてみてください♪
“Make Sense of Japanese in 5 Minutes” is a podcast for people learning Japanese.
① Each episode provides a brief and easy-to-understand explanation of Japanese culture, daily life, grammar, and vocabulary in about 5 minutes.② It is useful for intermediate to advanced learners. Especially helpful for those aiming for JLPT N3 level.③ Perfect for busy people who want to learn effectively in a short amount of time. Give it a listen!
【台本/Script】
職業の名前についている「者(しゃ)」「家(か)」「師(し)」には、それぞれ少しずつ違った意味があります。たとえば「記者」「作家」「教師」など、どの職業にどの言葉が使われるのかを、今日はわかりやすくご紹介します。ぜひ最後まで聞いてください!
こんにちは!今日は11月6日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!今日は、職業の名前についている「者」「家」「師」の違いについてお話しします。
まず、「者」についてです。「者」は、ある分野で働く人を表す言葉で、さまざまな職業に広く使われます。たとえば、記者、役者、医者、研究者、技術者などがあります。役者とは、演技をする人のことをいいます。このように、「者」は、職業の名前として幅広く使える言葉です。
ここで、俳優と役者のちがいについても少し説明しましょう。俳優はテレビや映画に出る人を指すことが多く、役者は舞台で演技をする人を指すことが多いです。
次は「家」についてです。「家」は、ある分野で特に芸術が優れている人を表します。たとえば、作家、画家、建築家、音楽家、漫画家などがあります。「家」のつく仕事には、特別な知識や技術が必要な場合もありますが、必ずしもそうとは限りません。「家」という言葉は、自分の感情や考えを作品として表す仕事に使われることが多いです。
最後は「師」という言葉です。「師」がつく仕事は、特別な知識や技術が必要で、免許を持つ人に使われます。たとえば、教師、美容師、調理師、医師、看護師などです。美容師は髪を切ったり、きれいにしたりする人で、調理師は料理を作る人です。また、医師は病気の人を診るお医者さんのことです。「師」のつく仕事には技術や知識が求められ、そのためにしっかりと学んできた人が多いのが特徴です。
ここで、医師と医者のちがいについて少し説明しましょう。意味は同じですが、医師は正式な職業の名前で、医者は日常でよく使われる言葉です。
このように、「者」「家」「師」は、どれも仕事をする人を指す言葉ですが、それぞれの言葉には、少しずつ異なる意味が含まれています。この違いを知っておくと、職業の名前を間違えずに覚えられそうですね。
では、ここで問題です!
「家」という言葉は、どのような仕事をする人に使われるでしょうか?
1. 特別な知識や技術が必要で、免許を持つ人
2. ある分野で働く人を表す言葉で、さまざまな職業に広く使われる
3. ある分野で特に芸術が優れている人