Description
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① 5分くらいで日本の文化や日常生活、日本語の文法や単語について簡単に説明します。② 中級者から上級者まで、特にJLPT N3くらいをがんばっている人に役立ちます。③ 短い時間で効果的に学べるので、忙しい人にもぴったりです。聞いてみてください♪
“Make Sense of Japanese in 5 Minutes” is a podcast for people learning Japanese.
① Each episode provides a brief and easy-to-understand explanation of Japanese culture, daily life, grammar, and vocabulary in about 5 minutes.② It is useful for intermediate to advanced learners. Especially helpful for those aiming for JLPT N3 level.③ Perfect for busy people who want to learn effectively in a short amount of time. Give it a listen!
【台本/Script】
犬は好きですか?犬を飼っている人はいますか?犬は賢くて、とてもかわいいですよね。今日は、「犬」を使った日本語の表現をいくつか紹介します。たとえば、「犬も歩けば棒に当たる」「犬猿の仲」「犬の遠吠え」などです。ぜひ最後まで聞いてください。
こんにちは!今日は11月12日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ。今日は、「犬」を使った日本語の表現についてお話しします。
まず最初に紹介するのは、「犬も歩けば棒に当たる」です。これは、何か行動すると、良いことや悪いことなどいろいろなことが起こるという意味です。たとえば、「犬も歩けば棒に当たるっていうけど、外に出かけたら、久しぶりに友達に会ったよ」というふうに使います。何か行動を起こすと、予期していなかったことが起こるかもしれません。
次は、「犬猿(けんえん)の仲」です。犬と猿と書いて「犬猿」と読みます。これは、「仲がとても悪いこと」を表します。たとえば、「あの二人は犬猿の仲だから、一緒に仕事をするのは難しい」と言います。人間関係の中で、どうしても合わない人との関係を説明するのに使われます。
続いて、「犬の遠吠え」という表現です。「吠える」は、「ワンワン」と言うことですが、遠吠えは「ワオーン」と言って、遠くまで響くように吠えることです。これは、「弱い人が、本人がいない場所で本人のことを悪く言うこと」を指します。本人に聞こえない場所で、実際には何もできないという感じです。たとえば、「陰で悪口を言うなんて、それはただの犬の遠吠えだ」と言います。
最後に、「飼い犬に手を噛まれる」です。これは、飼っている犬に手を噛まれるという意味になりますが、「自分が世話をした人から裏切られること」を表します。たとえば、「信じていた友人に裏切られて、飼い犬に手を噛まれた気分だ」と言います。自分が助けた人から傷つけられることを表す、少し悲しい表現ですね。
今日は、「犬」を使った日本語の表現について学びました。次に誰かと話すとき、ぜひこの表現を思い出して使ってみてください。きっと会話が面白くなると思います。
では、ここで問題です。
「犬も歩けば棒に当たる」とは、どんな意味でしょうか?
1. 犬が歩くと元気になる
2. 自分が世話をした人から裏切られる
3. 行動すると、いろいろなことが起こる
もう一度、問題を言います。「犬も歩けば棒に当たる」とは、どんな意味でしょうか?答えは「3. 行動すると