#12『スモール・アックス』は “5本”とも間違いない面白さ 多くの英国人にさえ知られていない現実
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『BARAKAN CINEMA DIARY』は、NHKやTOKYO FM、InterFM897など多くのラジオ放送局でレギュラー番組を持つディスクジョッキー、ピーター・バラカンが映画、配信作品について語るトーク番組。聞き手役にライターの黒田隆憲を迎え、作品にまつわる文化的 ・政治的背景、作品で使用されている音楽についてのトークを展開する。 第11回で取り上げた作品はスティーヴ・マックイーン監督・脚本作『スモール・アックス』。マックイーン監督が自身のルーツであるイギリスのカリブ系移民コミュニティにスポットライトを当て、1960〜80年代のロンドンを舞台に、カリブ系黒人住民たちの人生の喜びと哀しみ、自らの運命を変えようと苦悩し格闘した人々の姿を、実話をベースにした5本の“映画” で綴った。同時代のロンドンを知るバラカンが、当時の時代背景、音楽を振り返りながら作品の魅力を紐解いていく。
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Published 07/02/24
全世界アルバム売上が7500万枚以上を誇る、「ロックの殿堂」入りも果たしたボブ・マーリー。『ボブ・マーリー:ONE LOVE』は、そんなジャマイカの世界的トップスターであり、“レゲエの神様”と称されるボブ・マーリーの音楽センスの裏に隠された苦悩と葛藤、レゲエミュージックの歴史そのものと言っても過言ではない波乱万丈な生涯を描く。ボブ・マーリーの魅力を描いた本作を、ピーター・バラカン、オカモトショウ(OKAMOTO'S)は本作をどう観たのか。
Published 06/09/24