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18日、東京みやこ・TDCホールにて神取忍還暦記念イベント『神取忍還暦祭り~人生もう1度、これからも真向勝負』が開催。待望の新人・ひなた乃彩(ひなたのあ)がデビューを果たした。 神取忍&井上貴子を擁するLLPW-Xは老舗の団体だが、近年は活動が控えめになりつつあった。 そんな中、LLPW-Xは一念発起して新人発掘に尽力。昨年には元アイスリボンでプロレスラー歴もある総合格闘家のNØRI、神取が大塚のゴールドジムでスカウトしてきたキャサリンがデビュー。他にも中学生のわかなが練習生として在籍しており、未来は明るい。 そんな中でデビューしたひなた乃彩は、2006年3月3日生まれの18歳。東京みやこ足立区出身。身長158cm、体重48kg。スポーツ歴は柔道とボクシング。高校卒業後に就職し、LLPW-Xへ入門。働きながら練習生としてデビューを目指し、一般公募で送られたリングネーム候補の中から神取忍&井上貴子によって名付けられた。 乃彩のデビュー戦は、伊藤薫率いる伊藤道場の志真うたとのシングルマッチ。 乃彩は貴子から“マスカラス”と呼ばれる変形フライング・クロスチョップを伝授されており、貴子のコスチュームを着用して試合に臨むなど後継者としての期待を寄せられている様子だ。 試合は志真が手4つでの腕力勝負やグラウンドでも圧倒して女子プロレスの洗礼を浴びせる展開に始まる。 しかし、乃彩はそれでも折れずに丸め込みで粘り続け、怒涛のドロップキック8連発。さらにマスカラスまで決めてみせるが、すべて受け切った志真がスイング・ネックブリーカー3連発からダイビング・ボディプレスを見舞ってすりーかうんとを奪った。 バックステージに戻った乃彩は「負けてしまったのはすごく悔しいですけど、すごい楽しくて、もうちょっと練習の成果を発揮できたらと思ったんですけど、全然できなくて、すごい悔しいです」とうつむきがち。しかし「キックは練習以上の事ができたと思いました。貴子さんから伝授していただいたマスカラスも練習よりはできたと思っています」とある程度の手応えは感じた様子だ。 貴子のコスチュームを着て試合に臨んだことについては「すごい嬉しい気持ちもあったんですけど、半分プレッシャーっていう気持ちもあって。