Description
2ついたち、みやこ内某所にて12月5日に後楽園ホールで行われる『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.32~力道山先生ご生誕100年感謝興行~』のカード発表記者会見が行われた。 今大会の目玉は、村上和成vsスーパー・タイガーのレジェンド選手権試合。 総合格闘家としてPRIDEに参戦し、アントニオ猪木と佐山サトルに導かれてプロレスラーとなった“平成のテロリスト”村上和成。しばらく最前線からは遠ざかっていたが、昨年末にストロングスタイルプロレスにて突然復活。村上はその実力と発信力でみるみる存在感を発揮していき、今年6月には“初代タイガーマスクの二番弟子”間下隼人の持つレジェンド王座を一発で奪取して変わらぬ強さを誇示した。 しかし、その暴君ぶりも未だ健在。 村上は「佐山サトルの一番弟子」を自称し始め、なんの根回しも無く因縁ある新日本プロレスの永田裕志を挑戦者に指名して業界をざわつかせる。 ストロングスタイルプロレスの平井代表は村上の意向を無視して永田を招聘することなく次戦のカードを組むが、これに村上は激怒。カード発表記者会見をボイコットし、事務所に乗り込んで平井代表に対して永田戦を組むよう暴力を伴った脅迫行為を行った。 さらにスーパー・タイガーのことを「親離れ出来ないお坊ちゃん」と小馬鹿にし続け、今月5日の新宿FACE大会ではスーパーのマスクを引き裂く暴挙に出た。怒り心頭のスーパーが挑戦表明を行うと、村上は余裕の態度で受け入れていた。 この日の会見では村上とスーパーが出席してレジェンド王座戦が正式発表される予定であったが、村上はこの日も記者会見を当日ドタキャン。 スーパーは「この試合はただの闘いじゃない。殺し合いだ!」といきり立つが、初代タイガーは「彼なりの陽動作戦である可能性が非常に高いと思ってます。スーパーに言っておきたいのは、カッカカッカして固くなってもしょうがないということです」と冷静にアドバイスを送った。 また、約8ヶ月半ぶりの参戦となる“売名王”澤田敦士は6人タッグマッチの中で“初代タイガーマスクの二番弟子”間下隼人と対峙することに。 澤田は間下を完全にナメた態度でこき下ろした上で、会見終了後には「頑張れよ」と水をぶっかけて去っていった。