21,02,25おしゃかさまの一生02【4-8】 from Radiotalk
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ブッダのおたより 〜お経に親しむ毎朝の10分間〜 仏さまって、そもそもどんな方なのか? 今回は私の恩師のお一人、故 増井悟朗先生の『こどもの聖典』から、「おしゃかさまの一生」を味読してみようと思います。 【4 勉強】七歳から勉強をはじめた太子は、すぐに、学問も、武術も、国中で、いちばんになりました。 【5 三時宮殿】王さまは、たいへんよろこばれました。でも、こんなりっぱな太子が、もしお坊さまになるとこまるので、太子のために、きれいな三時宮殿をたて、いろいろな楽しみをあつめました。そして太子は、十九歳のとき、美しいヤショーダラひめと結婚し、ラーフラという王子も生まれました。 【6 農耕祭】こんなにして太子は、みんなに、したしまれ、うやまわれ、そのうえ、思うとおりに楽しむことが、できるはずでした。ところがある日、太子は、百姓があせをながして、はたらいているのを見ました。そのとき太子は、くわで虫がまっぷたつに切られ、それをねらう小鳥と、また、その小鳥をねらうワシをみて、自分の幸福がすまなくなりました。 【7 四門出遊】そのうえ、城のそとへ出られるたびに、やせおとろえた老人や、苦しそうな病人、そして、かなしいお葬式の行列などを見て、いっそう人間の世界がさびしくなりました。 【8 なんのために生きるのか】太子は考えました。死なずに生きていようとすれば、殺しあったり、にくみあったり、うそをついたりして、つみをつくります。それでも、いつかは死なねばなりません。「もし、今晩でも死ねばどうなるのだろう。人間は、なんのために、生まれたのだろうか。なんのために、苦しい生活を、つづけなければならないのだろうか……」。考えれば考えるほど、わからないことばかりでした。 #お釈迦さま #釈尊 #仏さま #ブッダ #仏教 #落ち着きある #ひとり語り
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Published 04/11/21
ブッダのおたより 〜お経に親しむ毎朝の10分間〜 月曜〜土曜の毎朝更新のお経。 浄土三部経、三週目がはじまりました。 コツコツと、またゆっくりと、拝読していければと思います。 まずは『仏説無量寿経(大経)』から。 仏願の生起本末が隈なく説き尽くされているお経さま。 お釈迦さまから私たちへの、とっておきのプレゼント。 よろしかったら、どうぞご一緒に。 もし仏教に関心があるのなら、まずはブッダ(釈尊)の生の言葉(お経)に耳を傾けてみませんか? もちろんチンプンカンプンというのもO.K. ただ、静かに耳を傾けてみると、不思議と心に響き残る言葉に出遇えるはず… お経の言葉(あるいは響き)自...
Published 04/09/21