#41-2 夫婦別姓も選べる社会へ!訴訟【後編】
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夫婦同姓制度の下では、カップルの双方がそれまでの名字を維持したまま結婚することはできません。もし結婚を希望するのであれば一方が名字を変えるしかなく、そのままの名字を名乗ることを希望するのであれば法律婚そのものを諦めるしかない過酷な選択を迫られています。しかし、名字を変えるとさまざまな不利益があります。 本ケースでは、現行制度は違憲だと訴え、双方が結婚前の名字を名乗り続けられる選択的夫婦別姓制度の実現を求めています。 前編と後編の2回に分けて、現行制度の問題点や本訴訟に至った経緯について寺原真希子弁護士にお伺いました。 後編では、過去 2 回の訴訟を振り返り、3 回目となる本訴訟について解説していただきます。 *東京地方裁判所での第一回期日が、6月27日(木)14時30分に決まりました。傍聴される方の存在は、原告や弁護団の力となり、裁判官に原告の思いを伝える後押しになります。 みなさんの思い伝えるためにも、ぜひ法廷に足をお運びください! 【ケースページはこちら】 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000131 【目次】 0:00~オープニング 1:15~ 過去2回の最高裁判決について  3:05~ 判決に対する寺原先生の見解 5:52~ 選択的夫婦別姓制度のメリット 7:35~ プライバシー権との関連 9:05~ 国会で議論されているのか 12:42~ 訴訟の影響や社会の変化について 15:45~本訴訟を提起するに至った経緯 18:30~ 現行制度がどういった点において憲法違反なのか 20:58~ 本訴訟に対する意気込み—同性婚訴訟と関連して 24:13~エンディング 【アンケートはこちら】 ⁠ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFmpv4qGk-QlENfvNJOksgsQczXGqPy1HERUOmtbih65mywg/viewform⁠ ☆CALL4マンスリーサポーター募集中!☆ 
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このケースは、警察官による人種差別行為をなくし、誰でも安心して暮らせる社会の実現のために訴訟を起こしています。 外国人女性と3歳の娘は、「国へ帰れ」等と人種差別的言動をする男性から不実の通報をされました。母子は警察署で男性の言い分を認めるよう数時間迫られた上、住所等の個人情報を承諾なく男性に開示されています。 あなたが言葉もあまり通じない外国に住んでいて、街中で知らない人から人種差別的な攻撃を受けて怖い思いをして、警察官に助けを求めたとき、その警察官が味方をしてくれないどころか、あなたやあなたの幼い子どもに対して差別的な行為をしたら、どう思うでしょうか。 【ケースページはこちら】 ...
Published 10/31/24
Published 10/31/24
このケースは、警察官による人種差別行為をなくし、誰でも安心して暮らせる社会の実現のために訴訟を起こしています。 外国人女性と3歳の娘は、「国へ帰れ」等と人種差別的言動をする男性から不実の通報をされました。母子は警察署で男性の言い分を認めるよう数時間迫られた上、住所等の個人情報を承諾なく男性に開示されています。 あなたが言葉もあまり通じない外国に住んでいて、街中で知らない人から人種差別的な攻撃を受けて怖い思いをして、警察官に助けを求めたとき、その警察官が味方をしてくれないどころか、あなたやあなたの幼い子どもに対して差別的な行為をしたら、どう思うでしょうか。 後編では、先日の第1審で示...
Published 10/31/24