Description
今宵は、『王国(あるいはその家について)』の草野なつか監督と
本作の助監督・平波亘さんをお招きします。
ロッテルダム国際映画祭や山形国際ドキュメンタリー映画祭へ正式出品、
英ガーディアン紙・英国映画協会〈BFI〉による年間ベスト作品に選出され、
世界の評論家を騒然とさせた衝撃作『王国(あるいはその家について)』。
脚本の読み合わせやリハーサルと、フィクション(劇)が、
組子のように構成される
ドキュメンタリーでもあり劇映画でもある本作について、
助監督を努めた平波亘さんと草野なつか監督に
制作と演出についてお伺いしていきます。
【プロフィール】
草野なつか 監督 Natsuka Kusano
1985年神奈川県出身。東海大学文学部文芸創作学科卒業。2014年、『螺旋銀河』(第10回CO2助成作品)で長編映画を初監督。同作は第11回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて、SKIPシティアワードと監督賞を受賞。長編2作目である本作『王国(あるいはその家について)』は、ロッテルダム国際映画祭2019、第11回恵比寿映像祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭などで上映される。今年最新作の短編『夢の涯てまで』が、マルセイユ国際映画祭2023でワールドプレミアとして上映されるなど、常に世界中の映画評論家から注目を集める監督である。
平波亘さん Wataru Hiranami
映画監督。1978年長野県出身。2004年、より自主製作を中心に映画制作活動を開始。監督作品『スケルツォ』(08)が第30回ぴあフィルムフェスティバル・PFFアワードに入選。その後も監督作品多数が国内外の映画祭で上映される。14年には『東京戯曲』(13)が単独劇場公開された。近年は演劇の演出やTVドラマの監督も手がける。監督作に『the believers/ビリーバーズ』(20)、『餓鬼が笑う』(22)、『サーチライト-遊星散歩-』(23)など。また助監督としても商業、インディーズを問わず様々なフィールドで活動している。
『王国(あるいはその家について)』
12/9ポレポレ東中野ほか全国順次公開
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