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GPT Storeがついに公開 / ところでGPT Storeってなに? / GPTsとは? / GPT Storeに導入される報酬プログラムについて
「耳で学ぶAI、ロボシンク」は生成AIのトレンドや情報を「耳」で学べるポッドキャストです。
AI初心者向けにChatGPTや画像生成AIの可能性をゆるく楽しく解説します。
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皆さんこんにちは、矢野哲平です。このポッドキャストは無料で学べるAIスキル「ロボシンク」が提供する番組です。AI初心者向けにAIのトレンドや可能性を楽しく解説します。今回のテーマは「GPT Storeが公開予定」ということについて話していきます。
まず、GPT Storeについて取り扱っていきたいと思います。今ポッドキャストを収録しているのが1月5日のお昼ですが、今日の明け方、朝の3時にChatGPTの会社からメールが届きました。内容としては、来週GPT Storeを公開する予定というものでした。公開はおそらく1月12日前後になると思われます。ただ、メールの内容には、具体的な日付や地域は明記されていなかったので、日本での公開はまだ不明です。おそらく、先にアメリカで公開され、その後日本での公開が行われる流れではないかと思います。
GPT Storeとは、簡単に言えば、iPhoneのアプリストアのようなものです。GPTsというアプリのようなものを誰でも作成し、公開できる仕組みです。具体的な例としては、私が作成したGPT Storeですが、海外のニュースレターを翻訳するようなGPTsを作りました。やっていることは非常に簡単で、英語のテキストを翻訳してほしいというプロンプトに基づいています。そういったものをパッケージしたものがGPT Storeになります。GPTsの良い点は、その作成が非常に簡単であることです。私の友人もプログラミングの経験がないにもかかわらず、ChatGPTに質問しながら、約30分で自分用のGPTsを作成しました。
GPT Storeが注目されている理由の一つとして、GPTsの使用量に応じて、作成者に対して報酬が支払われる仕組みが導入される予定です。例えば、私が作ったニュースレター翻訳のGPTsを公開し、誰かが使うほど、私に報酬が入るような仕組みです。詳細はまだ不明ですが、2024年中には実装される可能性があります。これにより、個人や法人がGPTsを作成することが増え、便利なGPTが増えれば、ChatGPTの使用がさらに向上し、ユーザー数も増加することが期待されます。実際、ChatGPTのユーザー数は2023年11月の時点で、週間で1億人、月間で約4億人に上ると発表されています。自分が作成したGPTsがこの4億人にリーチすると考えると、GPTの開発には大きな価値があると思われます。
ただし、GPTのこの機能は、ChatGPT Plusという有料サービス向けの機能となっています。月額20ドルのサービスで、4億人のユーザー全員にリーチするわけではありませんが、それでも多くのユーザーが利用すれば、利用に応じた報酬が得られるということです。私はGPTsの開発が非常に面白いと思っています。ChatGPT Plusの有料ユーザーは、すでにGPTsを作成する環境にあります。例えば、レシピを教えるGPTsやマーケティング情報を提供するGPTsなど、自分用のGPTsを作成することも面白いでしょう。GPTsは公開する必要はなく、非公開設定も可能です。