【レビュー】芥川賞受賞作『東京都同情塔』が投げかけた「本質を覆い隠すカタカナ語」の問題(本好きの昼休み#63)
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第170回芥川賞を受賞した九段理江さん『東京都同情塔』(新潮社)について語り合う回。 AIやSNSに氾濫することば。分断され対話不能な社会。寛容と非寛容のせめぎ合い。この本は近未来ディストピアSFか、現代社会の風刺か、日本語への問題提起か… いろんな読み方ができる作品を味わってみました。 【好書好日の関連記事】 「東京都同情塔」書評 驚異のバランスで立つ言葉の塔https://book.asahi.com/reviews/15144594 鴻巣友季子の文学潮流 芥川賞作品「東京都同情塔」を魔女文学として読むとhttps://book.asahi.com/article/15138083 第170回芥川賞・直木賞、選考委員の講評ポイントはhttps://book.asahi.com/article/15129132 💁‍♂️ご意見・ご感想はこちら💁‍♀️ https://bit.ly/488SEkn 💁‍♂️フォローお願いします!💁‍♀️ 好書好日 👉https://book.asahi.com/ じんぶん堂👉https://book.asahi.com/jinbun/ X(Twitter) 👉@BOOK_asahi_com Facebook👉@bookasahi Instagram👉@kosho_kojitsu YouTube👉https://www.youtube.com/@koshokojitsu メルマガ 👉https://que.digital.asahi.com/question/10001565 #芥川賞 #好書好日 #本好き
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Published 11/21/24
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Published 11/14/24