13-5. どんな「おじさん・おばさん」になりたい?脱・成長の大人像を目指してみる
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ほんのれん vol.13「大人ってなんだ?」を考えるシリーズ5回目!「憧れの大人」をめぐって、語り合いました。リサーチをしていると、「大人」のロールモデルとして登場するのが、仕事をする男性ばかりだと気づいた編集部の女子4名。仕事バリバリじゃない大人像もあるのでは? どうして大人の女性を表す「おばさん」は蔑称なの? 成長しなきゃ!と追い立てられる時代に、ゆるい大人像も模索してみました。
高野文子『るきさん』と寺山修司『群れるな』/女性のロールモデルを探して/仕事バリバリじゃない、大人もいるはず/江國香織さんの『泣く大人』も/「大人って、ぜったい楽しいことを隠してる」少女おじーが見抜いたこと/お風呂でコーヒーを飲む大人るきさん/成長だけじゃなくて、脱力する大人もいいよね/るきさんと寺山修司の意外な共通点/倚りかからず/るきさん、どこ行った?/『家出のすすめ』/『るきさん』は平成のOVER THE SUNだ/大人の女性=「おばさん」が差別語になっていいのか/「母になる」以外の選択肢は/可愛いおばあちゃんになりたい?/はしゃぐおばさんがいたっていいじゃない/岡田育『我はおばさん』/更級日記に登場するおばさんは、「ちょっといいものをあげる人」/鷲田清一・内田樹『大人のいない国』/斜めの上の存在が大事/『ぼくのおじさん』はいっぱいある/あしなが“おばさん“はいないの?/マングースにとってのおじさん・おばさん/求愛ソングを弟分に教えるクジラ/結婚式が壮大なのはどうして/憧れの人を見つけられなくても、「憧れのシーン」ならあるかも/大人は役割だ/人生はどうせ一幕のお芝居なんだから「毛皮のマリー」より/はるにゃびっくり「人間は血の詰まった袋」/成長しろという圧力から逃れてもいいかも/編集部みんなが思ったこと/誰かの憧れになってみる/迷える30代女子へのアドバイスを!
<今回登場する本>
『るきさん〈新装版〉』高野文子(著)筑摩書房 2015
『群れるな─寺山修司 強く生きぬく言葉』寺山修司(著)興陽館 2017
『我はおばさん』岡田育 (著)集英社 2021
『大人のいない国』内田樹 (著), 鷲田清一 (著) 2013
『WILDHOOD(ワイルドフッド) 野生の青年期——人間も動物も波乱を乗り越えおとなになる』バーバラ・N・ホロウィッツ(著), キャスリン・バウアーズ(著), 土屋晶子(訳) 白揚社 2021
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