16-2.ネット時代、リアルに旅する意味あるの?東浩紀『弱いつながり』を読む
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ほんのれん vol.16「なぜ旅をするのか? 〜フィルターバブルの外に出る〜」2回目! YouTubeで「イタリア」を打ち込めば、バチカン宮殿のライブ映像が見られる時代。どうして、わざわざ身体を連れて「旅」に出る必要があるのでしょう? 批評家・東浩紀さんは、「検索ワードを探す旅」を提唱しています。なぜ、旅先でこそGoogle検索が必要なのか。東さんはなぜ、娘の誕生をきっかけに旅に出るようになったのか。スマホ時代の新しい旅を考えます。 ▼エピソード目次 人はどうして旅をする?/旅先で何しますか/東浩紀『弱いつながり』/旅先ではスマホを見よ?!/若者よ、旅に出よ。ネットに深く潜るため/日本語で「ケーララ州」と検索する可能性/ネットに情報はある。しかし、検索しようとする「欲望」がない/ドゥルーズ&ガタリ「世界は欲望機械である」/「弱いつながり」とは/偶然ってすごくね?/「ネットは階層を固定化する」/「せっかくだから」が導く可能性/平野啓一郎「分人」とも違う、東浩紀の「観光客」/村人←→旅人、そして観光客/ナム・ジュン・パイク「定住的遊牧民」/なぜ、福島第一原発“観光地“化計画なのか/既知の情報を「感情」でタグ付け/統計的な最適はただの確率/1回限りのこの人生をどう生きる?/親子関係こそが、もっとも「弱いつながり」だ ▼「なぜ旅をするのか?」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊! (1)『旅行の世界史─人類はどのように旅をしてきたのか』森貴史(著)星海社 2023 (2)『弱いつながり─検索ワードを探す旅』東浩紀(著)幻冬舎文庫 2016 (3)『ビジュアルアトラス 辺境見聞録─世界の果てを見てみたい』ブルーノ・レゲ(著) 清水玲奈(訳)日経ナショナルジオグラフィック 2024 (4)『ウォークス─歩くことの精神史 』レベッカ・ソルニット(著) 東辻賢治郎(訳)左右社 2017 (5)『 旅する地球の生き物たち ヒト・動植物の移動史で読み解く遺伝・経済・多様性』ソニア・シャー(著) 夏野徹也(訳)築地書館 2022 ▼Business Insider Japanで「ほんのれん旬感本考」連載中! https://www.businessinsider.jp/series/hon-noren-shunkanbonkou/ ▼「スマートニュース+」でも連載中!スマニューアプリで「ほんのれん」検索! https://www.eel.co.jp/topics/news/4519 ▼ご感想やコメントは、ぜひこちらからお寄せください。 ほんのれんラジオX:@honnoren_radio https://twitter.com/honnoren_radio ほんのれんInstagram:@hon_no_ren https://www.instagram.com/hon_no_ren/
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Published 11/19/24
Published 11/12/24