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商売人の家に生まれるも「商売がイヤで仕方がなかった」。そんな山根さんが1500万円の借金をしてまで飲食店を始めたのは22歳の頃だった。当初は「お客さんが来ない来ない。せっかく訪れてもぼくの顔を見て帰ってしまう始末でした」と苦笑いで振り返る。「飲食店なんてやるんじゃなかった」と後悔の毎日だった。
だがあれから25年、いまでは広島県尾道市を中心に居酒屋、カフェ、プリン屋をはじめゲストハウスなど多数店舗展開。離職率が高いといわれる飲食業にあって社員の実に6割以上が在籍10年を超える企業の経営者となった。屋形船の運営や空き家再生プロジェクトなど街の賑わい創出にも取り組む。
もちろんコロナ禍の打撃は大きい。2021年1月の売上は前年同期比で6割減、2月は約5割減だという。だが、こんな状況にあっても「正直、自分のなかに不安はほとんどないんですよね」と笑顔で話す山根さん。
そのゆえんは、彼がこの道で四半世紀続けてこられたゆえんと重なるものだった。
キーワードは「純粋性」。
(2021年3月オンラインインタビュー)
■対談全編
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