人間の魂入れを理解する【主の祈り2】ルドルフ・シュタイナー人智学講義
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私たちは今、人間の低次の本性がすでに存在していた時代に到達しています。つまり、レムリアの時代に到達しているのです。そこでは、肉体、エーテル体、アストラル体、そして自我という4つの要素からなる存在たちが、その地上を歩いていました。これらの存在は、今日の最高レベルの動物よりも高度に組織化されていました。しかし、まだ人間ではなかったのです。彼らは動物的人間でした。しかし、今日の動物とは違っていたのです。彼らは、その動物的人間から取り残され、そこから退行することによって発達したその子孫なのです。つまり人間は動物から進化したのではなく、動物から離れることで進化して行ったのです。そして、当時生きていたこれらの存在に、非常に特別なことが起こりました。その時、彼らは、自分自身の中に、ある特定の力を、つまり現在の私たちの、高次の魂の力を吸収するための準備ができていたのです。それは、いわば低次の人間性と、本来の人間である魂との結合が、その時に起こったということなのです。その時まで、この人間の魂であるものは、神格の懐に安住していました。それは神そのものの要素だったのです。したがって、この人間の魂の上には霊的な領域があり、そこには神と霊の実体があり、そしてこの人間の魂の下には、この時点で既に成熟し、神性の雫を吸収することができるようになっていた、人間の四つの本性を構成し得るその殻、あるいはその鞘とも呼べるものがあったのです。
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私たちは、巨大な水による大災害の結果滅びた、アトランティスの時代に続く、その後の文化全般における神秘的なつながりを見てきました。そしてまたアトランティスに続くものである私たちのこの時代も、やがて滅んでいくことでしょう。   現代の私たちのこの第五番目の時代を含む、アトランティス以降の時代の終わりには、つまり、この世界状況の終わりには、アトランティスに終焉をもたらした大災害と同じような影響を与える巨大な惨事が起こることでしょう。   現在の地球の陸地における第五番目の時代である私たちの文化は、この後につづく、地球の未来の最後の文化時代である、第七番目の時代において、万人の万人による...
Published 09/08/24
エジプト人が死者をどのように扱っていたのかを考えると、そこにミイラが思い浮かぶのです。 エジプト人は、外側の肉体の形を長く保存することに関心を持っていました。そうすることで、過去の肉体的な生活を思い出させる特定の道具や所有物、肉体生活に必要なもの、時には従者も共に墓に埋めたのです。このようにして、その人が物質世界で持っていたものが保存されるのです。 エジプト人はそのような方法で死者を物質世界と結びつけました。この習慣はますます発展していきました。これがまさに古代エジプト文化の特徴なのです。
Published 08/24/24