Description
京丹後で蔵人と共に農薬不使用の米作りから始める伝統的な酢造りを守り続ける「飯尾醸造」5代目当主の飯尾彰浩さんをゲストにお招きし、歩きながら1時間、対談する。
飯尾彰浩(いいおあきひろ)/1975年生まれ。京都府宮津市で明治26年から続く老舗お酢屋の長男として育つ。東京農業大学醸造科、東京農業大学大学院修了後、コカ・コーラにて営業教育やマーケティングに従事。
稼業の株式会社「飯尾醸造」入社後、5代目見習いを経て、5代目当主に。代表銘柄「富士酢」は祖父の時代から、地元の農家が育てる完全無農薬、無化学肥料の新米でつくっている。他の田んぼで使った農薬や生活排水の影響を受けないようにするため、人里離れた棚田で米作りを行なっている徹底ぶり。苦労して無農薬でお米を育ててくれている地元の農家たちが農業で食べていけない状況は問題だと考え、契約農家からは農協の2.5〜3倍の値段で買い取っている。また、田植え機も数百万円のものを無償で提供している。
フードロス軽減のために「ピクル酢」を開発、ピクルスブームをつくるなど、社会性と経済性の両立を意識した経営を実践中。他にも、江戸前シャリ研究所所長やハチドリ電力京都顧問、海の京都DMO、食の総合プロデュースなどを務める。地元では、イタリア料理店や鮨屋も営んでいる。
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ポケットマルシェ代表の高橋博之が、社会を“生きる“ゲストと対談する「高橋博之の歩くラジオ」。ゲストのみなさんは、農家・漁師、起業家、研究者、行政官、メディア、NPO、学生……と様々な立場から、自分たちの生活する場、自分たちの生きる社会をよりよくしていこうと、熱い想いや強い志をもって働きかけている方々です。
「高橋博之の歩くラジオ」では、あらゆる角度から社会についての議論が交わされ、心に響く言葉が生まれています。自分の“生きる“日々を振り返って、ちょっと立ち止まって考えたり、背中を押してもらったり。このラジオが、そんなきっかけになることを願っています。
※こちらのエピソードは、過去にポケットマルシェ公式Youtube/Facebookにてライブ配信されたものです。
「高橋博之の歩くラジオ」の最新収録エピソードは、Voicyにて絶賛配信中!
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