Description
旅と旅行て違うの?
一言でいうと...
今の生活に帰ってくることを前提とするのが旅行
今の生活が失われる可能性を秘めるのが旅
旅行なのか旅なのか、長さは問題ではない
初めて東南アジアに行ったときの旅の感覚
家も引き払い、何もなかった
結局はそれまでの日常に復帰したが、旅という感覚があった
それから、サラリーマンとして旅をするときには、この感覚を大切にしている
インドとフィリピンに行った話
帰って来るんだが、もしかしたら帰ってこれないんじゃないかという、ラインに踏み込むような旅にする
近場での旅行の話
旅行はリフレッシュや楽しむことを重視している
ポール・ボウルズの話
1910年ニューヨーク生まれ、音楽家、小説家のジェインと結婚、1947年にモロッコのタンジールに移住
1949年にサハラ砂漠を舞台にしたシェルタリングスカイを発表して作家としてデビュー
ボウルズは約半世紀をモロッコで過ごした
モロッコやアフリカを舞台に、旅をテーマにした作品を多く残した
シェルタリング・スカイの旅人と観光客の違いの話
シェルタリングスカイはボウルズのデビュー作で1990年にベルトリッチ監督の元で映画化
シェルタリングスカイはニューヨークから資産家階級の3人が北アフリカの港町にやってきて、
サハラ砂漠を旅する物語
3人の旅の描かれた方の違いが面白い
旅へのコミットの度合いの違いがある
作品内で旅行者と観光客の違いを説明しているシーンがある
旅人と旅行者として読み替えて解釈している
・そんな旅と旅行についての番組にする