179. 聖書に学ぶ不倫された後の信頼関係再構築法 不安で仕方ないあなたへ
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この音声では、不倫された後に「また浮気されるのではないか」という不安からGPSなどの位置情報アプリで旦那さんの行動を監視している奥さんからの質問に答えます。
そして、聖書から夫婦が信頼を取り戻す道を一緒に考えます。
信頼していた旦那さん、奥さんに裏切られた痛みは、一朝一夕で癒えることはありません。
しかし、聖書は罪の赦しと関係の回復の希望を与えてくれます。
一緒に聖書の知恵を知り、混乱の中で安心を見つける方法について学んでいきましょう。
あなたの傷ついた心が癒され、回復することを心から願っています。
イエスは言われた。
「わたしもあなたにさばきを下さない。行きなさい。これからは、決して罪を犯してはなりません。」
ヨハネの福音書8章11節
結論:自由を与え信頼回復する
1. 赦す
姦淫(不倫)の現場で捕らえられた女性へのイエスさまのことばです。「さばきを下さない」とイエスさまは赦しを宣言しました。
赦すということはあたかもその人がその罪を犯さなかったかのように考えることです。
「また浮気するんじゃないか」と疑う気持ちがあるということは、赦していない心の表れだということができます。
聖書は愛の定義の一つに「人のした悪を心に留めず」(コリント人への手紙第一13章5節)を語っています。
つまり不安に駆られているあなたは旦那さんがした悪を心に留めているのです。
買い物メモを冷蔵庫に貼って忘れないようにするように、心の壁にご主人の不倫の罪を留めて覚え続けているのです。
不倫の罪のような大きな裏切り行為を本当に赦すということは、自然にはできないことです。人を赦すために、私たちはまず、イエス・キリストの十字架の赦しを知る必要があります。
2. 自由を与える
「行きなさい。」とイエスさまは不倫をしたこの女性を赦した後に、自由を与えました。
イエスさまは罪人を追跡調査しないのです。位置情報を提供するように言わないのです。
なぜなら、イエスさまは変えられた心だけが、人生の変化をもたらすことを知っていたからです。
GPSを旦那さんにつけるように頼むということは「行かせない」ということです。
それは「わたしはあなたを信じないわよ。」「私の目が光っていないと何をするかわからないと思っているのよ。」というメッセージを送っていることになってしまいます。
あなたを傷つけてしまったことに気づいている旦那さんはあなたを思いやる心から位置情報アプリを入れることに同意したのでしょう。しかし、旦那さんはあなたに対して「やっぱり俺を信じることはできないんだな。」と悲しい気持ちにさいなまれてしまうことになります。また、旦那さんはつねに監視されている息苦しさを感じることでしょう。
3. 期待を伝える
イエスさまはこの浮気の現場を押さえられた女性に「これからは、決して罪を犯してはなりません。」と言われました。これから彼女がどのような人生を歩むか、期待を伝えたのです。
あなたがGPS、位置情報アプリをだんなさんのスマホから削除するときにこのように伝えたらよいでしょう。「わたしあなたを信じてるから。これは必要ないの」「もう絶対に不倫しないでね。」「ずーっと死ぬまでわたしだけを愛してね。」そしてこれからは二度と不倫のことは口