ビジネスチャンネル「同じ鍋でビジネスを切る」です。よろしくお願いします。利己的利他的って話からズレたこと言ってると思いますが気にしないでね。
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|今回の内臓|
(01:30)〜 レオさんお便り「利己的、利他的」
(25:04)〜 NRさんお便り「☆6でお悩み相談をさせていただいた看護学生のNRです。」
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【世界を、こんなふうに見てごらん/日髙敏隆】
配信タイトルは、ほぼ毎回、ずーみんからの編集データを聞きながら考えている。今回のタイトルは「利己的な遺伝子/リチャード・ドーキンス」から着想を得ている。レオさん・NRさんのお便りや鍋モツ2人で話した内容も踏まえながら、パッと思い浮かんだものを少しアレンジしたタイトルにした。ちなみに「利己的な遺伝子」は大学生のころチラッと読んでみたが、難解で挫折し、要約しか見たことないですすみません、もっと本読む時間と集中力欲しいね。
で、今回改めて「利己的な遺伝子」について調べてみると、翻訳者の1人に「日髙敏隆」の名前があった。色々思い出すことがあったので、書き留めておきたい。
大学生の頃の話ー。大学2年生になって、いろんな縁や出会いがあり、やっと建築という分野に興味を持ち始め、真剣に建築の設計課題に取り組み始めた。2年生の設計の授業には、非常勤講師として多くの建築家がエスキース(提案を練ること。こでは学生の課題に対して批評や意見交換を行うことが多かった)のために大学にきていた。当時、提案を考えたり、何かを創ることは楽しかったのだが、設計の授業でのエスキースは、建築家が偉そうに学生の提案に対してあーだこーだ意見を言ったり、ボロカス言ったりでーそのほとんどが自分の作家性の押し付けー、気持ちのいいものではなく、全然楽しくなかった。建築家って偏屈な人が多いのだなぁというネガティブな印象しかなかった。
しばらく経って、その非常勤講師のなかでも特に”お堅く偏屈で粗暴な振る舞いをする建築家(Aさん)”の話をゆっくり聞く機会があり、その際に紹介していた本が「世界を、こんなふうに見てごらん」。筆者は動物行動学者の日髙敏隆だった。
そのときの触れ込みとしては「大学生のいま、読んでおくべき本だっ!」という感じだった。前述のようにネガティブな印象しかなかったので、そんな人から勧められたところで、読む気にはならなかったのだが、いったんネットで調べてみた。
表紙がブッ刺さった。
モンシロチョウが菜の花にとまっている精密なタッチのイラスト。明朝系のフォントで「世界を、こんなふうに見てごらん」。純粋に美しいと思った。本の中身にも興味を持った。偏屈でお堅く粗暴な人がなんでこんな美しい本を紹介するのか、イメージが全く結び付かん!というところも気になった。
内容は、少し詩的にも感じる平易な文章表現