“まだ過去回全部は聞けていないのですが、第193回(カンボジアでボランティア)と第478回(ラリー遠田さんとさくら剛さんとの雑談回)は、かなりな神回だと思います。
第193回は、ボランティアなんか偽善だと豪語していた中谷さんが成り行きでボランティアをしてしまう話です。現地の子供たちの美しい瞳や、悪条件の下で勉強して仕事をしようと努力する少年に激しく心を動かされていく様子に、聞いてるだけの私まで胸を打たれます。もう10回以上聞いてますが、何回聞いても泣いてしまう…。中谷さんと山本さんと弓削さんという個性のバランスがまた絶妙なんですよね〜。3人とも最高!
どーでも良いのですが、山本さんのラオス論には爆笑しました。ラオス行ってみたくなった〜。
第478回は、ラリー遠田さんとさくら剛さんとの雑談です。雑談なのに内容のクオリティが高すぎる…!後半の、お笑い番組がイジメに与える影響についての話や、正義とは何か?の話はドライブ感がすごいです。相手の話に触発されてトークがどんどん加速していき、内容が濃く深く展開していくのが、もうさすがとしか言いようがない。さくらさんは、自分の番組(さくら通信)では事前にトークのシナリオ作って準備されてるそうですが、この回を聞くと、準備要る???ってなります。
私、さくらさんの本はほとんど読んでるんですけど、本では(直接的には)書かれていない、さくらさんの「正義」についての見解や思考のベース、価値観を知ることができて、やっぱり私が尊敬するさくらさんは間違いなかった!と再確認いたしました。
それからラリーさんが「『悪』には『悪』の救世主が必要」というセリフを引用して話されたことも、深く納得できました。私もすぐ偽善に疲れてしまうので…。私にとっては筒井康隆が、ラリーさんにとっての「燃える!お兄さん」だったなあー。
また、ラリーさんが「お笑い番組のマネをしてイジメをする奴はお笑い番組が無くなってもイジメをする。(他のやり方で。)」とおっしゃっていたことも、全面的にそのとおりだと思いました。イジメをするような奴はお笑い番組があろうと無かろうと変わりゃしないんじゃないでしょうか…。イジメの方法が変わるだけで。差別は「同根異花」って言うし。だから問題は、いじめ方のヒントになるような番組を潰すことじゃなくて、いじめようとする心自体を根絶することではないだろうか…とか、そういうことを考えさせられました。
とりあえず以上です。レビューっていうより、ただのファンレターになってしまったけど、まいいや。今後とも楽しみにしております!”
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03/14/23