内田洋子さん 第2回未来授業 Vol.2428
Listen now
Description
未来授業、今週の講師は、ジャーナリストの内田洋子さん。 イタリア暮らしは40年以上。 現地のニュースや情報を日本に届ける通信社を長年切り盛りしてきました。 ニュースからこぼれたイタリアの素顔は、内田さんの精緻な文章で極上のエッセイに。 代表作「ジーノの家」は日本エッセイスト・クラブ賞などを受賞しました。 イタリアと聞くと、陽気な国民性をイメージする人が多いかもしれません。 でも、内田さんの作品に登場するのは、切なく、ときに悲しい、イタリアの「普通の人々」の姿です。 未来授業2時間目、テーマは『イタリアの光と影、泣かないために笑う』 ◆内田洋子 1959年、兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社ウーノアソシエイツ代表。欧州と日本間でマスメディア向けの情報を配信。2011年、『ジーノの家 イタリア10景』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。他の著書に、『カテリーナの旅支度 イタリア二十の追想』『どうしようもないのに、好き イタリア15の恋愛物語』(共に集英社文庫)、『ミラノの太陽、シチリアの月』(‎小学館文庫)など多数。2019年、ウンベルト・アニェッリ記念 最優秀ジャーナリスト賞を、2020年、イタリアの書店員が選ぶ文学賞 第68回露天商賞授賞式にて、外国人として初めて〈金の籠賞〉を受賞。
More Episodes
Published 03/30/23
いまの学校は「オワコン」。近代資本主義にあわせて、労働者を大量生産するために作られたこれまでの学校の形は、いまの社会では役に立たない終わったコンテンツになっていると指摘する、今週の講師、日野田直彦さん。またいま日本の学校は内部に様々な問題を抱えています。特に「ブラック」と表現される職場環境や教員のなり手不足は深刻で、このままでは学校教育そのものの存続自体を危ぶむ声も出ています。教育を通して、社会を変革することを目指し、学校を変えるべくさまざまな取り組みを続ける日野田さんは、このニッポンの学校をめぐる問題、どう考えているのでしょうか。 未来授業4時間目。テーマは「狭き門より入れ」 ...
Published 03/30/23
「日本で一番、学校説明会に人が集まる校長」、今週の講師 日野田直彦さんが校長や学園長を務める学校は、実際、毎年のべ1万人以上の親子が説明会に参加するほどの人気だと言います。その人気の理由の一つが、数多くの学生を海外の大学に送り出してきた日野田さんの実績。塾に行っているわけでもなく、海外生活の経験もなく、家庭に経済力がなくても、学生を海外の大学に進学させてきたことが高い評価を受けています。 「目的は、海外の大学に進学させることではなく、あくまで選択肢を広げること」。 一方でいまの時代は、学生が海外を目指す「大きなチャンスの時代」だと話します。 未来授業3時間目 テーマは「海外...
Published 03/29/23