Episode 2018119ep001evnews: ダイムラーのバッテリー工場スタッフが2倍、テスタは世界1、ノルウェーでEVが車の1割を突発、テスラの新会長、オーストリアがEVの速度制限を解除、ジャガーI-PACEの
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こんにちは!こちらは週刊EVニュース、エピソード1番です。世界の電気自動ニュースを紹介します。そして、自分なりに解説したいと思います。
紹介したニュースのリンクや関連情報をショーノーツに入れておきます。
このポッドキャストは毎週金曜日にアップします。是非、iTunesや好きーなポッドキャストアプリで購読して下さい。それでは、始めましょう。
※ドイツダイムラー社:バッテリー工場人材を年内2倍へ
最初はドイツのニュースです。ダイムラー社がバッテリー工場の人材を2倍にする発表です。ダイムラーの子会社、Accumotive社カメンズバッテリー工場は年末まで500人から1000人に増員する予定です。この増員は予定より1年早まったそうです。
ダイムラーは100億ユーロ、約1.2兆円を投資して、2022年まで全てのタイプの車を電動化して行きます。130種類以上の電動化モデルを出荷予定ですが、その中、10モデル以上の電気自動車の予定です。小型モデルから大型モデルSUVタイプまで、全セグメントにEVを提供します。
バッテリー工場に関して、ダイムラーが10億ユーロ、約1200億円をかけて世界6ヶ所で8工場を作る予定です。
Green Car Congress: Daimler battery subsidiary Accumotive doubles the amount of employees to approximately 1,000
https://www.greencarcongress.com/2018/11/20181106-accumotive.html
※米テスラ社が世界一プラグインメーカーに
次はテスラのニュースです。2018年1月から9月EV Sales Blogのデータにより米国テスラ社は世界の最大プラグインEVメーカーになりました。テスラ社のModel 3の出荷が急増により、3位から1位に上がりました。このランキングはトヨタ社のプリウスプライム等のプラグインハイブリッド車を含まれます。
前回のランキングではテスラが3位、ルノー日産グループは1位でした。今回、ルノー日産は3位に下落しました。
今年1月から9月までの自動車グループランキングと期間中のプラグイン車の出荷台数:
1 Tesla(米、154,123)
2 BYD(中、137,436)
3 Renault-Nissan-Mitsubishi(仏日、131,606)
4 BMW Group(独、96,513)
5 BAIC(中、91,029)
6 SAIC(中、88,555)
7 Geely(中、74,997)
8 VW Group(独、61,277)
9 Hyundai-Kia(韓、52,477)
10 Chery(中、44,091)
EV Sales Blog: Global Sales By OEM
http://ev-sales.blogspot.com/2018/10/global-sales-by-oem.html
※ノルウェー国内の車の一割以上がプラグイン電気自動車
次は北欧からのニュースです。ノルウェーの全ての自動車の一割強がプラグイン電気自動車になりました。9月時点の国内の自動車数は約270万台、そのうち、28万台がプラグインEVです。約7割は完全なEV、つまり、バッテリーの電気自動車です。残り3割はプラグインハイブリッド車です。
ノルウェーの国家政策によりEVが急激に普及しています。
InsideEVs: 10% of passenger cars in Norway are either all-electric or plug-in hybrid.
https://insideevs.com/10-norways-passenger-vehicles-plug-ins/
※テスラの新しい会長は元トヨタの女性
次はテスラのニュースです。米政府との和解のためにテスラの設立者、Elon Musk氏は会長職を引退することになりました。11月7日に元トヨタのRobyn Denholm氏がテスラの会長になりました。Denholm氏は2014年以来テスラの外部役員として勤めてきました。
Tesla: Announcing Robyn Denholm as Tesla’s New Board Chair
https://www.tesla.com/jp/