#22【通史】世界史②古代ギリシア世界1:エーゲ文明1
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教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第18回目は古代ギリシア世界の歴史「エーゲ文明1 」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 エーゲ海の島々やギリシア本土南部で成立したエーゲ文明は青銅器文明で「クレタ文明」と「ミケーネ文明」に代表される。 クレタ文明は、前2000年ごろに始まりクレタ島のクノッソスを中心に栄える。宮殿には城壁がなく海洋的な性格であった。 いっぽうミケーネ文明は、前1600年ごろから始まりインド=ヨーロッパ系のギリシア人がギリシア本土で文明を築き上げた。ミケーネやティリンスなど遺跡が有名で、堅固な城塞が存在していたことが分かる。
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教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第20回目は古代ギリシア世界の歴史「暗黒時代からポリス形成まで」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 前12世紀ごろエーゲ文明は滅亡した。ギリシアは文字史料がない暗黒時代に突入し、線文字も消滅した。約400年間にわたる混乱期に鉄器が普及、フェニキア人の文字が伝わりギリシア文字に発展する。 前8世紀ごろになると、集住(シノイキスモス)により都市国家(ポリス)が生まれる。人々はアクロポリスとよばれる丘に神殿を築き、丘のふもとに広場(アゴラ)を設けて公共施設を置いた。 多くの都市国家が小麦の自給が困難なため植民...
Published 11/13/24
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第19回目は古代ギリシア世界の歴史「エーゲ文明2」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。 ◇基本文 19世紀にイギリスの考古学者のエヴァンズがクノッソス宮殿を発見する。クレタ文字(線文字A)は解読されていないので、誰が残した遺跡なのかは分かっていない。クレタ文明の平和は長く続いたが、北方から進入したギリシア人(アカイア人)によって滅びる。 アカイア人についてはトロヤ戦争の伝説が有名である。ホメロスが叙事詩『イリアス』にうたい、これを信じたドイツの考古学者シュリーマンが19世紀にトロヤ遺跡、ミケーネ、ティリンスなどの遺跡...
Published 10/28/24