【番外編】#22(前編)「 誰もが(無目的な)人類のストリームの一部になる自覚と覚悟を持てるのか」という業
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兄との雑談を番外編として配信しています。 2023年3月30日に収録したものです。 Web版『あの日の交差点』(thosedaysjunction.com)もやっています。 Discord(https://discord.com/invite/cpsX9U79yY)にも参加してみてください! 『【番外編】#20(前編) リズムとは何かという視点と、5期生ライブの序破急〜NOGIZAKA46 11th BIRTHDAY LIVE〜』(https://spotifyanchor-web.app.link/e/kC3t0SZyByb)の冒頭で『リズムの哲学ノート』の話をしているのでこれを併せて聞いてもらえると相補的になっていると思います。 【内容】 『リズムの哲学ノート』(https://www.chuko.co.jp/tanko/2018/03/005066.html) / ベルクソンのリズム=純粋持続と、”動”と”静”のししおどし的なリズム / 閾値=どこかにスイッチがあること / 感覚-運動システムとして時間が内包されている / リズムは持続(流動するもの)だけじゃない / 生物としての人間(ヒト)の個体は”静”である / 次の世代に移るときが”動” / 一方で社会や文化は生きている時が”動” / 人類のストリームの一部として生きることの重さ / 生物としてのリスクマネジメントとして割り振られた属性を業として背負うこと。とりわけ、この人生が”1回”だったらキツくない? / ①それは背負い切れるものなのか? ②それは個性ではない / 歴史を背負っていかなければならないキツさ / 全員が捨て駒であることの絶望感 / 人類の本質の無さ=続くこと自体が目的 / 誰もが(無目的な)人類のストリームの一部になる自覚と覚悟を持てるのか、という業 / 生物としては”静”であるが、文化においては”動” /  【参考資料】 ・平井靖史『世界は時間でできている ベルクソン時間哲学入門』(http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3708) →この本の話をしている回『【番外編】#15 受け取って流す』(https://spotifyanchor-web.app.link/e/Ofma3HnyByb) ・『【番外編】#18(後編) スマホに熱中している時は「脳の快楽」だけで生きている? 』(https://spotifyanchor-web.app.link/e/ZFZWFTAAByb) ※雑談なので敬称略や固有名詞の間違いはご了承ください。コンセプトなしの超雑談を盗み聞きしている感覚で聞いてもらえればと思います。 感想や話してほしいテーマなどを募集しています(https://docs.google.com/forms/d/1ZafzPhbF3NmTLjxva3aIhsWzNeCBKkOSBfyyfeIih58/edit) ポッドキャストペディア(https://podcastpedia.net/program/4613d984037d85e1ca85978359184031)で、タグ付け・おすすめしてもらえると僕たちが喜びます。 Music:MusMus
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Published 05/27/24
Published 05/27/24
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Published 05/20/24