【翻訳の部屋】J・ルブリ『魔女の檻』フランスミステリの奇才の絶対見破れない仕掛けに驚愕!
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前作『魔王の島』でこれはもはやミステリとしては反則じゃないのか、と議論を巻き起こしたフランスミステリの奇才J・ルブリ! 新作『魔女の檻』もどうにも説明不能な企みと、謎の読後感をもたらす唯一無二っぷりで、さしものミステリ王ナガシマもおれは何をつくってしまったのか、と苦悶します。最終的には「まあいいから読んでみてください」とまとめるしかない摩訶不思議な面白さを伝えるべく、おっさん二人が苦心惨憺するトークをお聞きください。
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スパイ、情報機関、陰謀――そんなキーワードが気になる方にお勧めの作品です。戦前の東京で暗躍したリヒャルト・ゾルゲ(1895~1944)。日独防共協定、ドイツ軍のソ連侵攻計画、ノモンハン事件の詳細、御前会議での日本軍の南進政策決定、大本営の設置など、超ド級の機密情報を次々と入手した旧ソ連の大物スパイですが、今年11月で処刑80年を迎えました。ゾルゲに関する情報はソ連(ロシア)で極秘とされ、多くの謎が残されています。しかし近年、ロシアではゾルゲの再評価が進み、未公開資料が続々と公開されました。近代ロシア研究の第一人者である名越健郎氏は『ゾルゲ事件80年目の真実』のなかで、機密解除資料をもとに...
Published 11/27/24
Published 11/27/24
2人に1人ががんになり、3割ものカップルが離婚し、生涯未婚率2割の時代――「おひとりさま」でがんになるということは、けっして他人ごとではありません。たったひとりで、お金、治療、生活と仕事の不安に向き合わなければならなくなったら、どうなるのか? 医療ジャーナリストとして活躍してきた長田昭二さん(59歳)は『末期がん「おひとりさま」でも大丈夫』の中で、身をもってこれらの疑問に答えてくれます。長田さんは54歳のときに血尿が始まり、前立腺がんが発覚します。現実を見たくない心理、手術と抗がん剤の苦しさはどれぐらいか、意外とかからない医療費、独身ならではのメリット、そして性機能を失うとはどういうこと...
Published 11/25/24