#7 "これを知れば君も売れる"!全芸人が聴くべき撮影スタッフの視点(カメラスイッチャー 福元昭彦さん 2/3)
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テレ朝系列で2004年から放送されている、民放で最も高視聴率の報道番組「報道ステーション」でもスイッチャーを担当されていた福元さん。当番組でキャスター古舘伊知郎がみせていた、"テレビ芸の極致"ともいうべき視聴者を引き付ける特異なテクニックや振る舞いは、現場のスタッフだった福元さんにとっても非常に印象に残っているとのこと。「報ステ」「朝生」などの伝説的な番組の数々にまつわる技術的な裏話から、"すべての芸人が参考とするべき"撮影スタッフの視点が次々に語られていきます。後半では、いとうせいこうがテレ朝の技術マンたちに脈々と引き継がれてきた特有の"イズム"を感じるという、最近のバラエティー番組にまで話題が発展し.... ■番組概要 毎週木曜日 最新話配信 出演:いとうせいこう、九龍ジョー 作家:竹村武司 ディレクター:中内竜也 プロデューサー:井上陽介(テレビ東京コミュニケーションズ)、柳橋弘紀 協力:Amazon Music Studio Tokyo ※番組内の用語注釈 ・06:08【半分くらいあげる】 バラエテイ番組などにおいて、音声スタッフがミキサーでリアクションをしたり、話をしそうな演者のレベルを最大ではなく半分くらい上げている状態。 ・06:39【あたまがけ】 音声のレベルが上がっていないため、コメントの最初が視聴者に聞こえていない状態。 ・08:57【報道ステーション】 2004年からテレビ朝日をはじめANN系列で生放送している報道番組。番組開始から2016年まで古舘伊知郎がキャスターを担当した。 ・11:06【フリ原】 ニュース番組において、キャスターがVTRへ繋ぐ、ふるためのきっかけコメントが書かれた原稿。 ・12:09【久米宏】 「報道ステーション」の前番組である「ニュースステーション」でキャスターを担当。 ・15:36【ワーク】 カメラでズームインやズームアウトなどの動きをつけること。 ・17:05【メモリー】 ワイプの位置や大きさなどを記憶させる装置。
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Published 11/02/23
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テレビというメディアの重大な構成要素である「音声」に関する考察を深めていった結果、話題は"どうしたら発言が使われるか"、ひいては"どうしたら売れるのか"という演者側の技術論まで発展。清水さんによると、実は撮影現場でタレントを"一番よく見ている"のは「音声さん」ではないかということで、特に"ながら視聴"されるようになったテレビで売れていきたい若手が意識するべきポイントを紹介してくださったことをきっかけに、「芸人講座」のような展開に。シーズン1最終回にして、いとうせいこうが当番組で「テレビの技術論」をやりたかった理由の核心へ触れます。エンタメの話題は尽きないなか、シーズン2の構想も飛び出すが...
Published 09/28/23