#101 オーシャン・ヴオン「地上で僕らはつかの間きらめく」〜作家のサステナビリティについて
Listen now
Description
【この作品が入っている本】『地上で僕らはつかの間きらめく』(木原善彦訳、新潮社、2021年)      【作家のプロフィール】1988年、ベトナム・ホーチミン市生まれ。幼少時に母や祖母とともにアメリカに移住。ニューヨーク市立大学ブルックリン校にて、詩人で小説家のベン・ラーナーのもとで学ぶ。2021年8月現在はマサチューセッツ大学アマースト校で創作を教えている。詩作では早くから高く評価され、T.S.エリオット賞を受賞。「天才奨学金」と呼ばれるマッカーサー・フェローシップにも選ばれている。詩集にBurnings(2010)、Night Sky with Exit Wounds(2016)など。小説では『地上で僕らはつかの間きらめく』がデビュー作。(本書の著者略歴より)      【今回のトピック】   米大統領選/アジア系アメリカ文学/麻生享志『リトルサイゴン』/ベトナム戦争/人生の物語化/イーユン・リー/職業作家/象徴/手紙という形式/キム・チュイ/内容と形式/先祖の供養/多様性      ▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、雑談ネタ、そしてもちろん試食会で取り上げてほしい作品のご提案は大歓迎です。      ⁠https://docs.google.com/forms/d/1ihGEF7sDk-MWm9ERQ1pV8UXsi00hcC95-lega19MTOY/viewform?edit_requested=true⁠      メールでも受け付けています。   honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com
More Episodes
【この作品が入っている本】『変身ほか(カフカ小説全集4)』(池内紀訳、白水社、2001年)      【作家のプロフィール】1883〜1924。プラハ生まれのドイツ語による小説家。実存主義文学の先駆者で、第二次世界大戦後の文学に大きな影響を及ぼした。小説「変身」「審判」「城」「アメリカ」など。(広辞苑の項を編集)      【今回のトピック】   日本比較文学会関西支部シンポの話/「選ばれてあることの恍惚と不安」/太宰治/兵庫県知事選と米大統領選/玉木雄一郎と財務省/木部則雄「フランツ・カフカ:現代を生きる—感覚過敏に関する精神分析的理解から—」 ...
Published 11/20/24
Published 11/13/24
【この作品が入っている本】『集英社ギャラリー 世界の文学(5)』(「夕餉」は出淵博訳、集英社、1990年)      【作家のプロフィール】1954年長崎生まれ。60年に渡英。イースト・アングリア大学卒。89年に『日の名残り』でブッカー賞。2017年にノーベル文学賞。      【今回のトピック】   ハン・ガン/ノーベル文学賞/ふぐ/日本とアメリカ/オリエンタリズム/ゴシック小説/要素の編集/クリエイティブライティング/戦争/荘中孝之「カズオ・イシグロ」/秋の蟬/夏に鍋を食べる      日本比較文学会 第60回関西大会プログラム...
Published 11/06/24