026.日常に潜むマルトリートメントについて
Listen now
Description
「マルトリートメント」は聞きなれないキーワードかもしれません。 これは「虐待」を広く捉えた新たな表現です。 「虐待」と聞くと、強烈なインパクトのある行為に感じるかもしれません。 子どもの育ちに影響を及ぼす行為は、そんな強烈な行為だけではないことが近年報告されています。 マルトリートメントは「不適切な養育」と訳されます。 誰が見ても明らかに不適切な養育(虐待)だけでなく、 子どもの発達に影響を及ぼす不適切な養育(マルトリートメント)にも光が当てられるようになりました。 今回は‘日常に潜む’マルトリートメントということで、 従来の「虐待」には含まれない不適切な養育について話しています。 親の愛情・期待がマルトリートメントにつながる⁉︎ ドキッとする内容かもしれません…が、 子育てをしていると、マルトリートメントはいろんなところに潜んでいるものです。 私がしていることはマルトリートメントなのか? その答えのヒントになる概念が「子どもの人権と個性」です! ※今回の話は‘日常に潜む’がポイント! 私たち大人は、日常的に子どもの人権を侵害する行為をしているものです。 それを自覚し「だからこそ、何を大事にしたらいいのか?」と考えるきっかけにしてもらえたら幸いです♪ ーーーーーーー 番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪ メール: [email protected] WEB: https://www.mamilia.jp/ Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ ーーーーーーー
More Episodes
まずは、子どもの脳と「やる気」について… 子どもは、脳を完成させた状態で生まれてくるのではなく、生まれてからの経験で脳が育っていきます。 なので、子育てとは「脳育て」とも言えます。 だからこそ忘れてはいけないことは - 子どもの脳は大人と違って、まだ完全には育っていない - 脳の中の「考える部分」と「感じる部分」がうまくつながっていない イラっとしたときに思い出してください 「脳育て」を考えた時、 今どきの子育て環境はリスクがいっぱいなんです - 最近は、外で遊ぶより、テレビやタブレットを見る機会が多くなっている -...
Published 09/12/24
エリクソンの発達理論から「やる気のなさ」について深掘ってみました! ‘答えのない問い’へのマミリア的仮説と思って聞いてください♪ 1. エリクソンの発達理論からみた「やる気」について: - 乳児期: 安心・信頼の獲得 - 幼児期前期: 自立・自己コントロール力の発達 - 幼児期後期: 積極性・主体性の発達(やる気に関連) やる気に関わるテーマにたどり着くまでに2つの段階があるのです… 2. 現在の子どもたちのやる気のなさは、幼児期後期の課題に取り組む前の段階にヒントがあるのかも? 3. コロナ禍で生まれ育った子どもたちの特殊な環境について言及: -...
Published 09/05/24