039.【シリーズ 人間関係の発達 その⑦】各発達段階で力を獲得しそびれてたらどうなる?パート①
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'発達段階'の話をすると「その時期を過ぎてしまった!」「大事な時期を逃してしまった〜」など、取り返せないもののように感じてしまう人も少なくないのでは? 実は各発達段階は行ったり来たりできる柔軟なものなのです。 子どもは年齢とともに新しい発達段階に進みますが、過去の段階にも自由に戻れます。 大人も心理状態によっては、無意識に幼い頃の発達段階に「戻る」ことがあります。 この「戻る」とは、その発達段階の欲求や行動パターンが現れることです。 親はその様子を発達課題の側面から捉え直し、適切に対応することで、子どもの健全な発達を後押しできます。 つまり、発達のやり直しのチャンスが常にあり、親子の適切な関わりによってそれを補完できるのです! 発達は一方通行ではなく、行ったり来たりできる柔軟なプロセスなのですよ…という話をしています♪ ーーーーーーー 番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪ メール: [email protected] WEB: https://www.mamilia.jp/ Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ ーーーーーーー
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Published 09/12/24
エリクソンの発達理論から「やる気のなさ」について深掘ってみました! ‘答えのない問い’へのマミリア的仮説と思って聞いてください♪ 1. エリクソンの発達理論からみた「やる気」について: - 乳児期: 安心・信頼の獲得 - 幼児期前期: 自立・自己コントロール力の発達 - 幼児期後期: 積極性・主体性の発達(やる気に関連) やる気に関わるテーマにたどり着くまでに2つの段階があるのです… 2. 現在の子どもたちのやる気のなさは、幼児期後期の課題に取り組む前の段階にヒントがあるのかも? 3. コロナ禍で生まれ育った子どもたちの特殊な環境について言及: -...
Published 09/05/24