マーラーの理論の一番最初の時期は「世界に気づく」ことがテーマでした。
今回は、この時期のやり取りで得られるはずの力が獲得できていなかったらどうなるのか…を解説しています。
この時期に、もしママやパパと上手くつながれなかったら、将来大きな問題が起こる可能性があります。例えば、人と関わるのが苦手になったり、部屋から出られなくなる「引きこもり」になったりするかもしれません。それは、赤ちゃんの頃に「世界は安全」と学べなかったからです。
でも、時々一人になりたくなるのは当たり前のことです。この現象もこの時期の体験の名残りです。落ち着きたい時に部屋に こもるのは構いません。問題は、ずっとそうしていると、誰かに助けを求められなくなることです。
なので、ママやパパなどの身近な大人は、子どもがいつでも助けを求められる関係を作ることが大切なのです。そうすれば、子どもは「世界は安全」と学べるからです。
'苦しい時に人と繋がる力'は親から子どもに伝えられるギフトなんです♪
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