041.【シリーズ 人間関係の発達 その⑨】各発達段階で力を獲得しそびれてたらどうなる?パート③(2人で1人を経験できていなかったら…)
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2人で1人の体験は、後の‘共感性‘に大きく関わります。 この世界観を‘十分に体験できていない‘ことも心配ですが、どっぷりハマったまま抜け出せていないことも心配です。 今回は、この時期の体験不足の影響と、この時期に留まってしまうことの影響に触れています。 [体験の不足] - 乳児期に"2人で1人"の体験(母親との強い一体感と共感)ができないと、後に共感性が育ちにくくなる - 小学生期にその課題が残っていると、他者の意見を受け入れられず、排他的集団を作りがちになる(いじめの発生等) [ハマったまま] -他者との違いを認められなくなるリスクがある 子どもにとって‘気持ちをわかってもらう体験‘は非常に重要で欠かすことのできないことですが、 同時に"あなたはあなた、私は私"と互いを尊重し合う関係を育てることが大切です。 発達の適切な時期にそれぞれの課題を乗り越えることが、健全な人間関係を培う上で不可欠… どの発達段階も飛び越すことのできない大事な取り組みがあるんです♪ ーーーーーーー 番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪ メール: [email protected] WEB: https://www.mamilia.jp/ Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ ーーーーーーー
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まずは、子どもの脳と「やる気」について… 子どもは、脳を完成させた状態で生まれてくるのではなく、生まれてからの経験で脳が育っていきます。 なので、子育てとは「脳育て」とも言えます。 だからこそ忘れてはいけないことは - 子どもの脳は大人と違って、まだ完全には育っていない - 脳の中の「考える部分」と「感じる部分」がうまくつながっていない イラっとしたときに思い出してください 「脳育て」を考えた時、 今どきの子育て環境はリスクがいっぱいなんです - 最近は、外で遊ぶより、テレビやタブレットを見る機会が多くなっている -...
Published 09/12/24
エリクソンの発達理論から「やる気のなさ」について深掘ってみました! ‘答えのない問い’へのマミリア的仮説と思って聞いてください♪ 1. エリクソンの発達理論からみた「やる気」について: - 乳児期: 安心・信頼の獲得 - 幼児期前期: 自立・自己コントロール力の発達 - 幼児期後期: 積極性・主体性の発達(やる気に関連) やる気に関わるテーマにたどり着くまでに2つの段階があるのです… 2. 現在の子どもたちのやる気のなさは、幼児期後期の課題に取り組む前の段階にヒントがあるのかも? 3. コロナ禍で生まれ育った子どもたちの特殊な環境について言及: -...
Published 09/05/24