きょうだいが長い時間一緒にいると、必ずケンカが起きます。
その度に、親もイライラしてきて…
こんな毎日を過ごしていませんか?
大丈夫、みんなそんな感じです!
実は、幼稚園・保育園でもこんな毎日なんですよ…
違うのは相手が「きょうだい」であること。
家族が相手になると、遠慮・容赦がなくなり
とても激しいものになります。
ケンカはなぜ起きるのでしょう…
ケンカを0にすることは可能でしょうか…
今回は、子どもにとってのケンカの意味を考えてみましょう。
1. ケンカは悪いものじゃない
きょうだいゲンカは子どもの成長にとって大切な経験です。ケンカを通じて、子どもたちは自分の気持ちを知り、それを伝える練習をします。また、他人との交渉の仕方や、困った状況への対処法も学びます。
2. 親は見守り役に
基本的にはケンカを止めずに見守りましょう(ただし、叩いたり引っ掻いたりする危険な行為が始まりそうになったら止めましょう)。そして、ケンカがどう終わったかまで見届けることが大切です。
3. 幼児のケンカは感情の爆発
幼い子どものケンカは、ほとんどが感情のコントロールができずに起こります。だから、「良い」「悪い」を教えるより先に、子どもの気持ちを聞くことが大切です。
4. 具体的な声かけ例
- 「何が嫌だったの?」と聞いて、気持ちを聞き出す
- 「嫌だったんだね」と共感する
- ケンカ相手に「『嫌だよ』って言ってみる?」と、気持ちを伝える練習をさせる
- 手が出てしまったら「そのやり方できょうだいはわかってくれたかな?」と考えさせる
5. 親の心構え
完璧を目指さなくていいです。時々うまく解決できればOK。ケンカは子どもが大切なことを学ぶチャンスだと考えて、長い目で見守りましょう。
このように、ケンカを通して子どもたちは自分の気持ちを適切に表現する力を身につけていきます。これは大人になっても大切なスキルなので、幼児期から少しずつ練習することが大事です。
実は、ケンカは絶好の学習機会なんですよ♪
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